このたびの大震災で被害に遭われたみなさまに、心よりお見舞い申し上げます。
被災地域の一日も早い復旧をお祈り申し上げます。
震災により、野生生物の生息地も被害を受けています。
本会会員の野長瀬雅樹さん(NPO法人 行徳野鳥観察舎友の会)から、活動フィールドである千葉県市川市の行徳鳥獣保護区の被災状況について、報告が寄せられました。
以下に、野長瀬さんの了解のもと、メッセージを紹介します。
この報告は、3月12日付けでカヤネットメーリングリストに投稿されたものです。
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こちらの方は幸い建物や人の被害はありませんでした。
ただ、保護区内がかなりひどいことになっております。
埋立地に造成された場所で各所で地割れ、
液状化による泥水の噴出、
池・水路の崩壊による水の流出等々。
池の水源は生活排水をポンプで汲み上げているのですが、
配管が破損しているため停止状態。
放置すると池が全て干上がってしまうのでこれが一番頭の痛い問題です。
隣の浦安市は液状化でかなりの混乱になっているそうです。
余震も続いていますし、まだしばらくは大変そうです。
野長瀬雅樹
NPO法人 行徳野鳥観察舎友の会
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このような状況で、野鳥はもちろん、保護区内に生息するカヤネズミなどの生き物への影響も懸念されています。
なお、行徳鳥獣保護区内の状況については、行徳野鳥観察舎友の会ホームページで随時紹介されています。
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