カヤネズミの巣/小泉川最下流域2016. 11. 15. 八木撮影 |
我家の近くを流れる桂川支流の小泉川でカヤネズミの巣を10/11~12に探し、中流域で枯れた巣1個だけ確認したことを前回のエッセイに書きましたが、「その後に巣が作られるかどうか見守る」としました。 11/13、15に再度探し、今度は桂川合流点近くでやっと1個見つけました。 巣は9月の増水で60度に傾いたままのヨシにあり、枯れてはいましたが、密でしっかりしていました。 作られてから3週以内と思います。 来年また多くの巣が作られることを願ってます。 |
続きを読む (8 ワード)
カヤネズミの姿/金ケ原橋上流オギ群落(2016年6月30日) |
家の近くを流れる小泉川にカヤネズミが棲んでいます。 散歩したり、駅に行ったり、買い物には堤を通るのでいつもヨシやオギを見ながら歩きます。この川は天王山の北尾根から流れでる全長7kmの河川で、平地に流れ出てから4.5kmで桂川に合流します。 今年6月30日に、中流域にあるオギ群落で巣を9個確認し、日中でしたがオギの葉上を歩くカヤネズミを一匹見つけました。慌ててデジカメで写しましたが体の一部しか写っていませんでした。 カヤネズミの目撃は2年前に桂川で畠さんと調査時に出くわしているので、これで二回目でしたが胸わくわくでした。 |
続きを読む (15 ワード)
私もカヤニストの端くれとして何かカヤネズミの話題を書きたいのですが、山梨では中々カヤネズミの巣にも逢えずに一年を終えてしまいます。 でも森のそばで暮らしているので色んな動物に逢います、なかでも人間に警戒心を持ちながらもよく寄ってくるのがキツネです。 私は初対面の犬などにも懐かれるタイプなので、キツネにも懐かれるのかなとも思いつつも誰か興味本位に餌でもあげたんじゃないかとか疑いながら、追い払う様にしています。 |
続きを読む (14 ワード)
調査対象地の谷戸 |
恥ずかしながら、私がカヤネズミについて知ったのはつい最近のことでした。昨年の12月、研究室で管理しているビオトープ内で球巣を確認したことがきっかけでした。ビオトープは大学のキャンパス裏手に位置するのですが、身近な場所に哺乳類が、しかも草の上で生活するネズミがいたことに感動したのを覚えています。 このビオトープで球巣が確認できたのは、当ビオトープが市内でも生物多様性の高い谷戸に隣接する形で造られていたからです。谷戸底の乾燥地にはススキやオギ、湿地部にはヨシやオギ等の高茎草本が混在する形で優占しています。こうした環境から現在この谷戸は、市内でも貴重なカヤネズミの生息地となっています。 |
しかし、今後公園化に向けて、現在まとまって残っているカヤ原の一部が失われてしまう可能性があります。私はこの貴重な生息地が失われないよう、保全に向け少しでも力になれればという思いでこの谷戸内での分布調査を始めました。
続きを読む (12 ワード)
2015年2月21日 20:15~
夜の森で鼠を観察しようと鼠を迎える箱の入り口にヒマワリの種とセンサーを置いて近くの車で張り込みしていた時がありました。
30分程するとセンサーが反応し、確認しに行くのですが特に変化はありません。しばらくそのまま待っていると箱の左方向に気配が・・・その後、右方向から 「ヂィーヂィーヂィーヂィー」と激しい鼠の鳴き声がしてきました。鳴き続けているところをライトで照らして見るのですが姿はさっぱり確認出来ません。おそ らく自分が餌場に居ることへの不満か警戒で鳴いているのだろうと思い、何だか自分の存在を認めてもらえたような感じがしたのと初めての体験とで少し嬉しく 思っていました。
その後に近くでフクロウの鳴き声がしました。10分程の出来事です。
続きを読む (26 ワード)