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第6回「カヤネズミとカヤ原にちなんだ川柳」作品選評

【最優秀賞】
「カヤ刈りの ごほうび見たよ カヤネズミ」
カヤを刈るという、けっこうな重労働の最中に姿を見せてくれたのは・・・
作者の喜びが爽やかに伝わってきます。(あ)

【優秀賞】
「何も無い 故郷にある カヤの原」
何もないと思っていたふるさとにある大切なもの・・・
今、ほんとうに大切なものは何か、気づかされる一句です。(あ)

「カヤ原で しっぽくるくる 綱渡り」
カヤネズミが草の上をわたる様子がうまく表現されていて、なおかつ愛らしさが伝わる一句。(は)

「カヤネズミ 気になり足を止める 土手」
河原を散歩中、「ここにはいるのかな?」とふと気になってしまうという気持ち、よくわかります。
作者のカヤネズミに対する思いが素直に表現されています。(は)

【入賞】
「カヤネズミ やさしく照らす お月様」
厳しい冬を無事越したカヤネズミを、やわらかい月明かりが照らす、そんな春の夜の情景を思い浮かべました。(は)

「邪魔な蚊を 払えず我慢の カヤ観察」
リアルでユーモアがあって、カヤニストにはたまらん、愉快な一句。
滑稽・風刺・機知などを特色とする川柳らしい川柳。(あ)

「妻子言う 父さんカヤ場で ウチら暇」
妻子が口を尖らせて、でも目は笑っている家族の情景が浮かびました。
これもまた川柳らしい川柳として魅力ある一句。(あ)

「カヤネズミ モズヘビバッタ 命の環」
カヤネズミを取り巻く草原の生き物たちのつながりを端的に詠んだ表現力に感銘を受けました。(は)

「月を喰う 地球の影に かや球巣」
過日の月食を題材にした、絵になる一句。
全て「丸い」もので統一されていますね。(あ)

「萱野原 声絡み合ふ かくれんぼ」
カヤ原でかくれんぼをする子供たちのほほえましい情景が浮かびます。
「もういいかい」「まーだだよ」という楽し気な声が聞こえてくるよう。(は)

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最終更新日:: 2018年4月16日(月) 18:47 JST|閲覧数: 8,579

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