発見年 | 市町村 | 発見場所 | 発見物 | 発見状況等 | 情報ソース |
2015 | 古賀市 | 私有地 | 成体 | 放置されている私有地。この場所で飼猫が遊ぶようになったため、ここ何年か草むしりをして、あまり草ぼうぼうにならないようにしていたら、セイタカアワダチソウが減った所にエノコログサがはえるようになってきました。そして先日、私が草むしりをしているところにうちの猫がかやねずみとしか思われないねずみを持ってまいりました。 | 提供情報 |
2012 | 筑前町 | 棚田 | 成体 | 昨年複数の巣を発見した棚田でジャガイモ掘りをしていたところ、土の中(ジャガイモの根もと)からカヤネズミが1匹出てきた。昨年巣のあった周辺のアゼのススキを残していたが、畑で発見したため除草し、新しいススキが生えてくるようにした。 | 提供情報 |
2011 | 福津市 | 湿地 | 巣 | ビオトープ内のヤマアワの草原を草刈り中に、空の巣を4個発見しました。 | 提供情報 |
2011 | 筑前町 | 棚田の畦 | 巣 | 草刈時にススキ群の中に巣を発見(3か所各1個)。1か所は巣に重みがあったため中にいる様子。ススキ群は刈らずに保全 | 提供情報 |
2011 | 福津市 | 湿地 | 巣 | ビオトープ内のヤマアワの草原を草刈り中に、空のカヤネズミの巣を4個発見しました。 | 提供情報 |
2011 | 筑前町 | 曽根田 | 巣 | 棚田のアゼの草刈時にススキ群の中に巣を発見(3か所各1個)。1か所は巣に重みがあったため中にいる様子。ススキ群は刈らずに保全 | 提供情報 |
2010 | 糸島郡 | 放棄果樹園 | 巣 | 我が家で鼠の巣と呼んでいる丸い巣跡を、冬に見かけます。稲刈りするときも、丸い巣跡を見ることがあります。巣を割ってみますが、中身が入っていたこともありません。カヤネズミの存在を知らなかったので、興味を持って見たこともなく、カヤネズミかどうかは、特定していませんが、多分間違いないです。 | 提供情報 |
2009 | 福岡市 | 水田 | 巣、子 | 里山ゾーンに造成復田した田圃(稲/稲刈り時)。モニ1000里地里山調査サイト。巣6個。復田作付けしてから今年で4回目ですが、昨年は1個だけでした。生物多様性保全ゾーンは、極力手を入れずに放置するエリアですので、この水田も、米作りが目的ではなく、生態学的環境・里山環境の維持のために作ったものです。完全無農薬栽培で、介入も最小限としています。 | 提供情報 |
2008 | 久山町 | 棚田 | 巣、成体、子 | 9年前から無農薬のコメ作りをしています。毎年、田んぼのイネに巣を作っています。今年もいっぱい巣ができていました。イネ刈りをしていると、ちょろちょろと、巣から出てきます。子供が入っていそうな巣があるときは、その部分だけ刈り取らずに放置しています。 | 提供情報 |
2008 | 添田町 | 彦山川河川敷 | 巣 | ススキのなか。まだ青い葉でした。中は確認していません。 | 提供情報 |
2007 | 福岡市 | 植林地 | 巣 | 切土盛土された、植樹後3年目の場所。繁茂するススキを切り払い中。植樹後3年間は、年2回程度定期的に下草の刈り払いを行っています。 | 提供情報 |
2007 | 福岡市 | 水田 | 巣 | 山あいの里山。田植えに向けての代掻きの準備中に発見。 | 提供情報 |
2007 | 福智町 | 中元寺川河川敷 | 巣? | 提供情報 | |
2006 | 添田町 | 彦山川河川敷近く | 成獣 | 会社で飼っているネコが捕まえてきたよう。すでに死んでいた。周辺環境は水田、河川。河川敷はススキ草地。 | カヤネット |
2005 | 中間市 | 遠賀川河川敷 | 巣 | 巣材:カサスゲ、タカネマスクサ。新鮮。 | 提供情報 |
2005 | 北九州市 | 巣 | ススキ草原のススキに1つ | カヤネット | |
2005 | 香春町 | 草地 | 巣 | 小さな草地内のススキに1。 | カヤネット |
2004 | 赤池町 | 彦山川河川敷 | 巣 | チガヤ群落の中。巣材はチガヤ。細くちぎってあった。 | カヤネット |
2003 | 築城町 | 草地 | 巣 | 川のわきの農道のチガヤ群落の中。 | カヤネット |
2003 | 吉井町 | 筑後川河川敷 | 巣 | 2巣は作りかけ。1巣は落下。巣材:すべてオギ。オギ・ヨシ・ツルヨシ・セイバンモロコシ・セイタカアワダチソウが混じる。 | カヤネット |
2003 | 小郡市 | 宝満川河川敷 | 巣 | 作りかけ。巣材:オギ。オギ群落の中。 | カヤネット |
2005 | 中間市 | 遠賀川河川敷 | 巣 | 巣材:カサスゲ、タカネマスクサ。新鮮。 | 提供情報 |
2005 | 北九州市 | 巣 | ススキ草原のススキに1つ | カヤネット | |
2005 | 香春町 | 草地 | 巣 | 小さな草地内のススキに1。 | カヤネット |
2004 | 赤池町 | 彦山川河川敷 | 巣 | チガヤ群落の中。巣材はチガヤ。細くちぎってあった。 | カヤネット |
2004 | 北九州 | 公園 | 子 | 可愛らしい小さなねずみです | 提供情報 |
2003 | 築城町 | 草地 | 巣 | 川のわきの農道のチガヤ群落の中。 | カヤネット |
2003 | 吉井町 | 筑後川河川敷 | 巣 | 2巣は作りかけ。1巣は落下。巣材:すべてオギ。オギ・ヨシ・ツルヨシ・セイバンモロコシ・セイタカアワダチソウが混じる。 | カヤネット |
2003 | 小郡市 | 宝満川河川敷 | 巣 | 作りかけ。巣材:オギ。オギ群落の中。 | カヤネット |
2002 | 筑紫野市 | 水田地帯 | 成体 | 田のあぜの茂みの中。草刈直後のよう。山中なので、イネ科をはじめ、多種多様な雑草が見られる。高さ50cm程のヨモギの密生した上にいた。巣は見当たらず。 | 提供情報 |
2002 | 北九州市 | 巣、成体 | 捕獲個体。放逐 | 提供情報 | |
2002 | 吉井町 | 巣、成体、子 | オギ群落、ヨシ群落の中。捕獲個体 | 提供情報 | |
2002 | 福岡市 | 家屋内 | 成体 | 自宅で飼っているリスの餌を狙って毎晩出没する。捕獲して外に出て行って貰った | 提供情報 |
2002以前 | 大牟田市 | 草地 | 巣 | 年数回の草刈り時に巣を見つけるが、巣の中のチュウは見たことがない。子どもの頃から身近に見ていた。 | 提供情報 |
2001 | 福岡市 | 草地 | 巣 | 草ぼうぼうの裏庭で、雑草が絡みついているので不思議に思って良く見ると、なんと昔懐かしいカヤネズミの巣。感動して娘に見せたところ、たいへんに興奮していた。希少種だと知っていたので、福岡市の動物園へ知らせたが、つれなくてガッカリした。 | 提供情報 |
2001 | 北九州 | 草地 | 巣 | 埋めて立て地の臨海工業地帯。帰化植物や路傍雑草種によって構成された都市近郊の工業地帯に見られる、ごく普通の代償植生域(ススキ草地)。 | 提供情報 |
2001 | 福岡市 | 池の縁 | 巣 | イヌビエに営巣。水生植物移植のために作った小さな池(径約5m、水深30cm)の縁。隣接する湿地には、以前から巣が見られた。 | 提供情報 |
2000 | 福岡市 | 湿地 | 巣、子 | マコモの茂みで営巣 | 提供情報 |
2000 | 二丈町 | 成体? | 周辺は水田地帯。室内で捕獲。 | 提供情報 | |
1999 | 城島町 | 筑後川河川敷 | 巣 | オギ。1998年巣確認。 | 文献5 |
1999 | 久留米市 | 筑後川河川敷 | 巣 | オギ、セイバンモロコシ。1998年巣、成体2確認。 | 文献5 |
1999 | 大刀洗町 | 筑後川河川敷 | 巣 | オギ。1998年巣確認。 | 文献5 |
1999 | 朝倉町 | 筑後川河川敷 | 巣、成体、亜成体 | 捕獲個体。オギ。1998年巣、成体3、亜成体1捕獲。 | 文献5 |
1999 | 小郡市 | 宝満川河川敷 | 巣、成体 | 捕獲個体。オギ。1998年巣確認 | 文献5 |
1999 | 久留米市 | 巨瀬川河川敷 | 巣 | 刈跡。オギ。 | 文献5 |
1965 | 福岡市 | 巣、子 | 文献1 | ||
1965 | 久留米市 | 筑後川河川敷 | 巣、子 | 1962年も確認。 | 文献1 |
1962 | 星野村 | スギ造林地 | 巣 | 林縁部。巣材:ススキ。 | 文献2 |
1962 | 粕屋町 | 九州大学 | 巣、子 | 文献1 | |
1961 | 小郡町 | 筑後川河川敷 | 巣、子 | 文献1 | |
1957-61 | 福岡市 | 耕地 | 個体 | 捕獲個体 | 文献3 |
1957-61 | 久留米市 | 巣、個体 | 捕獲個体 | 文献3 | |
1957以前 | 福岡市 | 個体 | 捕獲個体 | 文献4 |
No. | 著者 | 発行年 | タイトル | 書名・雑誌名 | 巻 | 号 | ページ | 発行 |
1 | 白石哲 | 1967 | 再び九州産カヤネズミの出産期について | 哺乳動物学雑誌 | 3 | 125-127 | ||
2
|
白石哲
|
1969
|
九州産カヤネズミの営巣習性.
|
林業試験場研究報告
|
220
|
|
1-10
|
|
3
|
白石哲
|
1962
|
カヤネズミの成長Ⅱ 相対成長.
|
九州大学農学部学芸雑誌
|
19
|
4
|
479-492
|
|
4 | 平岩馨邦・徳田御稔・内田照章・吉田博一 | 1957 | 九州における野鼠の分布 | 九州大学農学部学芸雑誌 | 16 | 1 | 157-163 | |
5 | 建設省九州地方建設局筑後川工事事務所 | 2000 | 平成10・11年度筑後川両生類・爬虫類・哺乳類調査報告書 | 建設省 |
最終更新日:: 2017年9月28日(木) 14:37 JST|閲覧数: 11,653