発見年 | 市町村 | 発見場所 | 発見物 | 発見状況等 | 情報ソース |
2014 | 水戸市 | 草地 | 成体 | 草地(芝生に草が混じる)でのんびりと散歩する一匹のカヤネズミを発見。 | 提供情報 |
2012 | つくば市 | 耕作放棄水田 | 巣 | 複田するために草刈りをしていたところ、ススキとオギの草原(田んぼ)の中から巣が1個見つかりました。(*) | 提供情報 |
2009 | 小美玉市 | 非耕作地 | 巣5、子 | ススキが20坪位に雑草が取り巻いている広い場所で除草作業中。 | 提供情報 |
2009 | 常総市 | 畑休耕地 | 巣 | チャガ,セイダカアワダチソウ等の中にカヤが3株中2株に巣を確認する。 | 提供情報 |
2010 | 茨城町 | 畑 | 巣 | 今日草を刈っているとカヤの中に鳥の巣のようなものがあり、大きさは長径が15cm位の卵状の球体でどこにも入出口はなく、触っても生物が出てくる様子もなかった。前回草を刈ったのは7月25日頃で営巣には気がつかなかった。57歳で初めて見つけたので、インタ-ネットで検索。カヤネズミだと思った。写真撮影。 | 提供情報 |
2008 | 常総市(旧水海道市) | 草地 | 巣、死体 | 以前報告した場所。セイダカアワダチソウが勢力を広めてチガヤが少なくなった。巣2個発見。古巣の中に頭蓋骨1と背骨?あり。1個は使用中?入り口がふさがれているようで中が見えないが無理しない。周辺の草と一緒に残しておく。 | 提供情報 |
2007 | 常総市(旧水海道市) | 休耕畑 | 巣 | 年数回草刈りを行う。イネ科の植物に1個。 | 提供情報 |
2006 | 常総市(旧水海道市) | 小貝川河川敷 | 骨 | 麦畑脇農道にて発見。液浸標本にする。 | 提供情報 |
2006 | 坂東市(旧岩井市) | 巣 | カヤ数株の中。20年位前,分譲地として雑木林が整地されたが,バブルがはじけて住宅が建たない。10年くらい前はカヤが多数あったが,現在は数株で数カ所に残るのみ。減少の原因はブタクサ,セイダカアワダチソウ,クズ,ササなどに負けていると思われる。カヤはこのまま行くと絶滅すると思います。 | 提供情報 | |
2006 | 守谷市 | 水田 | 巣 | 住宅地の傍の復元された谷津田.穂のついていないイネの葉と茎で,直径約20cmの手まり型の巣. | 提供情報 |
2006 | 河内町 | 生体 | 自宅のバケツに入っていた。ここ一月の間に五匹目です。 | 提供情報 | |
2005 | 日立市 | 休耕田 | 巣 | バンディング作業中確認。ヨシやススキが繁茂する。 | 提供情報 |
2005 | 土浦市 | 水田、休耕田 | 巣 | イネ(黒米)、カサスゲ、イネ科sp1。2003年にも確認。 | カヤネット |
2005 | 水海道市 | 休耕地 | 巣 | 毎年年3回(7、8、10月)草刈りする。2003年にもチガヤの巣、2002年に親子を発見。 | 提供情報 |
2004 | 霞ヶ浦 | 湖岸 | 巣 | ヨシ原 | 提供情報 |
2004 | 桂村 | 樹林地 | 巣 | 沢ぞいの広葉樹林内。巣材:アズマネザサ。鳥の巣が引っかかっていると勘違いして,巣をいじってしまったらネズミが飛び出してきた。 | 提供情報 |
2004 | 八郷町 | 水田 | 巣、成体 | 有機水田の稲刈り中。羽二重モチ稲に営巣。慣行水田に囲まれる。近くにヨシ群落。成体は、オダ掛け時に巣の中から落ち出てきた。 | 提供情報 |
2004 | 阿見町 | 谷津田 | 巣 | 15年ほど放棄され今年復田した有機水田で稲刈り中。セイタカアワダチソウ群落を開墾復田し、赤米を栽培。一応深水管理で抑草したが、水が抜けて畑雑草が見られた。2003年にも近接する杉林のササで営巣。 | 提供情報 |
2003 | 岩井市 | 湿地 | 生体 | 捕獲調査。標本は茨城県自然博物館に保存。 | 提供情報 |
2003 | 桂村 | 巣 | 林道の脇の湿地状の草むら | 提供情報 | |
2003 | 土浦市 | 水田 | 巣 | 畦道から見えた。巣材はイネ。 | 提供情報 |
2003 | 石岡市 | 恋瀬川堤防 | 巣 | 1個は不完全な巣。発見時の状況は昨年に同じ | 提供情報 |
2003 | つくば市 | 草地 | 巣 | 水田と芝生畑に挟まれる。巣材はオギ、チガヤ | 提供情報 |
2003 | つくば市 | 東谷田川、西谷田川、谷戸 | 巣 | 巣材:ガマ、スゲ | カヤネット |
2002 | 日立市 | 巣 | 野鳥のバンディング調査をしているヨシ原で、網場作りでヨシを切り開く時毎年1-2個見つかる。材料はヨシ(2002-2001年も発見)。 | 提供情報 | |
2002 | 七会村 | 水田 | 巣 | イネに営巣。コンバインで稲の収穫をしていると籾と一緒に乾燥機に入ってしまうこともたびたびある。 | 提供情報 |
2002 | 八郷町 | 水田 | 巣と子 | 稲刈中イネの巣内に子3頭発見。尻尾を指に巻きつけるような仕草をする。素早いよちよち歩き。稲をホダに干す際、付いてた巣を何気に取ると中からボタボタと彼らが落ちてきた。ほとんど野放し?でコシヒカリ・羽二重もち・ミドリモチ・赤米・黒米を育てており、草は伸び放題、イナゴは食い放題といった状況。 | 提供情報 |
2002 | 石岡市 | 巣 | 土手と水田の間。オギとススキの混生。巣数が多かった昨年に比べて寂しい結果に終わった。土手の草刈りの時期がずれたことが影響しているかも知れない。2001年に見つけた東茨城郡の河川敷では発見できず。 | 提供情報 | |
2002 | 石岡市 | 恋瀬川河川敷 | 巣 | 高水敷のヨシ原に新巣1、作りかけ1。中州のケイヌビエに1(水面上30cm!)。霞ヶ浦・北浦再生のため植生、動物、水質のモニタリング中発見。 | 提供情報 |
2002 | 霞ヶ浦町 | 霞ヶ浦湖畔 | 巣 | 湿地のマコモ群落内。霞ヶ浦・北浦再生のため植生、動物、水質のモニタリング中発見。 | 提供情報 |
2002 | 東町 | 茅場 | 巣 | オギ群落内。周囲はカモノハシ、トダシバ、ウシノシッペイ等の草地で、茅場として利用。霞ヶ浦・北浦再生のため植生、動物、水質のモニタリング中に発見。 | 提供情報 |
2001 | 東茨城郡 | 土手 | 巣 | 不完全な巣。草むらの中。2000年に妊娠個体を捕獲した地点。近くに小さな巣穴有り。 | 提供情報 |
2001 | 水海道市 | 小貝川河川敷 | 巣 | オギ-ヨシ群落内。葉は、未だ緑色のものが混じっていた。2、3m離れた所に、作りかけのような細い紡錘形のものがあった。 | 提供情報 |
2001 | 石岡市 | 土手 | 巣 | 発見時、巣の上部に穴があいていたのでカラ巣だと思っていたら、次の確認時にはススキの葉(新しい緑の)で穴がふさいであった。川の逆手側。 | 提供情報 |
2000 | 東茨城郡 | 成体メス | 捕獲個体。妊娠メス。1999年に報告した場所(石岡市)は、もう地上巣見つからず。工事も進んでいる。今回の場所も新しいクイが打ってあるので、護岸工事が予定されているのかもしれない。 | 提供情報 | |
2000以前 | 沼地 | 巣 | 聞き取り。オギ・ヨシ原内で、カヤネズミらしき巣を見たという報告を、度々聞く。 | 提供情報 | |
1999 | 石岡市 | 河川敷 | 巣 | 巣の中にオギの穂が敷きつめてあった。ヨシとオギの混生。 | 提供情報 |
1998 | 佐倉市 | 休耕田 | 成体 | 典型的な谷津田地形。 | 提供情報 |
1995 | 美浦村 | 霞ヶ浦湖畔 | 巣 | 文献3 | |
1995 | 石岡市 | 河川敷 | 巣、子 | 巣材:クサヨシ。営巣場所150m手前まで河川工事が進む。現在停止しているがいつ再開するかわからない。土手を越えて田側に逃げても、そこは道路予定地で、1・2年後には着工。 巣場所は以前200m間隔で2ケ所あったが、河川工事で消失。 | 提供情報 |
1975 | 取手町 | 小貝川河川敷 | 巣、子 | 巣に手をつけると、チュー、チューと乳をねだっていた。オギ群落。巣材:オギ。 | 文献1 |
1937 | 東茨城郡 | 酒門村酒門、上大野村細谷(現水戸市) | 文献2 |
No. | 著者 | 発行年 | タイトル(書名) | 雑誌名(書名) | 巻 | 号 | ページ |
1
|
鈴木惟司, 両角源美.
|
1975
|
茨城県取手町のカヤネズミ
|
哺乳動物学雑誌,
|
4
|
|
38-39
|
2
|
渡辺菊治
|
1937
|
野鼠及ビ野鼠チフス菌ニ関スル研究
|
|
|
|
59-61
|
3
|
国土交通省霞ヶ浦工事事務所
|
1996
|
平成7年度利根川水系(常陸利根川)小動物調査報告書(河川水辺の国勢調査)
|
|
|
|
|
最終更新日:: 2017年9月28日(木) 21:42 JST|閲覧数: 12,501