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参考資料:神奈川県

発見年 市町村 発見場所 発見物 発見状況等 情報ソース
2015 相模原市 緑地 成体、子、骨 数年間手入れをされていなかった自宅横の物流会社の緑地を剪定や草刈りをした所、自宅の庭で何度か姿を見かけることがあった。草刈りが入る前はススキやエノコログサなどが生い茂っていた。それ以外にも近隣に畑や草原は多く、ハクビシンも度々目撃されている。 提供情報
2015 横浜市 渓谷 巣、成体 散歩中 大きめの木の根本付近で生体を発見 頭胴長4か5センチ位 ちょっと逃げたが隠れたつもりなのか土にへばりついてじっと動かなかったので良く見えた 近くに無数の直径2~3センチの穴があったのでこれが巣なのだと思った 他の場所でも生体のみ見かけたが草の中に逃げていった 提供情報
2013 愛川町 会社敷地 たぶんカヤネズミの子供だと思います。会社の庭に突然出没しました。捕まえようとするとピョンピョンと跳ねるように逃げました。会社の周りは畑や野原です。 提供情報
2011 藤沢市 自然農法のたんぼ 稲刈り中に発見。そのまま、最後まで残しておいて、稲刈りしました。 提供情報
2010 茅ヶ崎市 水田 巣、子 稲穂を巻き込んでいたそうです。子はすでに目も開いて毛も生えていました。 提供情報
2009 茅ヶ崎市 水田 子1 ビオトープ作業の準備に運び込んだシートの下からよたよたと這い出してきた 提供情報
2009 茅ヶ崎市 休耕田 子死体1 ビオトープに置いていた水入り桶の下草の中で死んでいた。 提供情報
2008 茅ヶ崎市 田んぼ 巣2個。 提供情報
2008 茅ヶ崎市 田んぼ 巣2個。他にもまだありそう。昨年は生体を確認したが、今年はまだ生体を確認していない。 提供情報
2008 足柄上郡 田んぼ 無農薬・無化学肥料の田んぼ。1枚の田んぼに4つ巣ができていた。イネの葉を細かく裂いてしまうので、撤去した。中には何も入っていなかった。 提供情報
2008 茅ヶ崎市 ヨシ原 巣の表面は緑あり 提供情報
2007 南足柄市 ススキ原 営巣植物:ススキと思われる。関東部会調査会で発見。棚田で稲刈り中に巣のようなものを見つけたとの聞き取り情報も得る。 カヤネット
2007 茅ヶ崎市 田圃 生体、巣 稲刈り時、稲から飛び出したカヤネズミが畦の草陰に隠れた。同日、生体を発見した田圃および別の田圃の稲の間で巣を発見。 提供情報
2006 茅ヶ崎市 相模川河川敷 生体、巣 オギ群落内 文献15
2006-2004 茅ヶ崎市 丘陵の谷戸 土手に隣接する休耕田。 文献15
2006-2004 茅ヶ崎市 小出川 土手の草地。 文献15
2006-2004 茅ヶ崎市 草地 宅地化された草地、かつては耕作地。 文献15
2006 愛川町 中津川河川敷 巣、骨 営巣植物:オギ 環境:オギやヨシ(たぶんツルヨシ?)がモザイク状にみられる。冠水した跡が見られたが、巣場所は若干高台にあり、冠水しなかったと思われる。巣内に穂。カヤネズミは不在。 近くに落下した巣。中に白骨化した幼獣と思われる死体。1頭だったので、その個体だけ巣立てなかったのでしょうか。 カヤネット
2006 大井町 酒匂川河川敷 市街地を流れる川の広い河原。ヨシとススキとクズの群落付近。営巣植物シナダレスズメガヤ。 カヤネット
2006 相模原市 相模川河川敷 高水敷のオギ群落中に1個確認。形はよく残っている。 カヤネット
2006 城山町 谷戸 休耕田に生えたオギに古い巣が1個。草刈りは毎年されている。 カヤネット
2006 小田原市 田んぼ 材質:稲。稲刈りでは一度、コンバインで稲を刈ってから、竿にかけて数日間干す作業があります。発見したのは干す作業時です。周囲:小さな山裾で杉、竹、広葉樹林の混在する二次林。柿や梅など果樹林、畑、田んぼ。山の中腹には放棄田があり、カヤとセイタカアワダチソウが生い茂る。 提供情報
2007 横浜市 グラウンド 生体 日中、足下に現れ、ぴょんぴょん跳ねるように草むらに行こうとしたところを捕獲。あまりにも小さいので成体か子どもかは不明。 提供情報
2006 箱根町 湿原 成獣 湿原復元実験区のススキ・オミナエシ・アザミ・ワレモコウなどの群生の中で、茎の間を上下行ったりきたりしているのをみた。 提供情報
2005 相模原市 休耕田 相模川に沿った水田地帯の中ススキで巣2。1つは明らかに空の巣だったが、もう1つはまだ緑色の葉が残り、しっかりとした巣だったので中は確認せず。 カヤネット
2005 津久井町 発掘現場 巣、子 発掘調査後1年間全く刈らなかったススキ原で草刈り中に発見。巣材はススキで1巣に子。保護して県の公園協会に渡したとのこと。周囲はスギ林や広葉樹林に囲まれる。 提供情報
2005 川崎市 田んぼ 若い稲を使って営巣。2枚の棚田に計5個はあった。 提供情報
2004 茅ヶ崎市 相模川河川敷 生体   文献15
2004 相模原市 相模川河川敷 あまり広くないオギ群落内。崩れかかったものと、痕跡と見られる葉のからまりがあった。 カヤネット
2004 厚木市 相模川河川敷 オギ群落中。2個は崩れている。使用中の可能性があったのであまり近づかなかった。 カヤネット
2004 秦野市 水田 巣、成体? 稲刈り中に発見。持ち帰ったら、夜にカヤネズミがでてきた。 提供情報
2003 横浜市 谷戸 巣3 カサスゲ。カサスゲ群落の中。2000-2002もカサスゲで確認。 文献14
2003 秦野市 休耕田   提供情報
2003 相模原市 相模川河川敷 巣、子死体 巣材:ススキ、オギ、ススキ・オギ。1巣に幼獣死体と糞。1巣にカヤネズミのものと思われる毛少し。ススキ・オギ群落。 カヤネット
2003 相模湖町   巣材:オギ。 カヤネット
2003 藤沢市   ウキヤガラに作られた巣を確認 提供情報
2003 茅ヶ崎市   オギに作られた巣。地上30cm 提供情報
2003 清川村 草地 ススキ原。昨年に続いての確認。 カヤネット
2003 山北町 休耕田 巣材のほとんどが枯れ草(たぶんカニツリグサ)で、少しだけ緑の草が混じる。草が伸びてくるのを待ちきれず、枯れ草で作ってしまったのでしょうか。 カヤネット
2003 小田原市 水田 巣、成体 巣材:イネ。稲刈り中に発見。毎年、必ず見つけられる。藁を細かくしたものでできていた。特に穂の部分を使ったものが多く、籾が多く含まれていた。 提供情報
2003 海老名市 用水路脇 用水路脇。畦道側のカヤを伐採をしたため露出状態であった。 提供情報
2003 相模原市 相模川 広い水田耕作地に面する堤内地法面。巣材:ススキ。植生:ススキとオオブタクサがパッチ状に群生。カナムグラ、クズ、ガガイモが強く巻き付く。他にニワウルシ、アカメガシワ、オニグルミの低木、ノカンゾウ、ツルボなど。2002年も確認。 カヤネット
2005 三浦市 河川敷 成体 3面張りの河川。草刈で刈った草を集めていて発見。巣は発見できず。植生:カヤ、セイタカアワダチソウ、シバ。 提供情報
2005 南足柄市 家屋内 成体 田んぼを埋め立て新築した家の玄関に飛び込んできた。義兄がすぐさま踏んづけてしまった。最近TVでカヤネズミが稀少種と知り、驚きあせりも感じたが後の祭りでした。10年前まであたり一面田んぼ。徐々に家が建ち始め、大規模な工業団地化が進む。10年前稲刈りで初めて巣を見た。中に赤ちゃんが数匹入っていたが、義兄はごく普通のねずみ(害獣)を扱う様に、何の抵抗もなく巣を放り投げ大変驚いた。義兄にしてみれば、ごくありふれた存在だったのでしょう。 提供情報
2002 大井町   成体   文献12
2002 山北町   成体   文献13
2002 茅ヶ崎市 水田 イネに営巣。01年は台地下に生えるチガヤで営巣。 提供情報
2002 鎌倉市 水田 巣、親、子 毎年稲刈り時に稲に巣をかけ、籾を食べている。01年は湿生花園のオギ原と休耕田、00年は休耕田周辺のヨシ原でも発見。 提供情報
2001 大磯町 休耕田 巣、成体 オギ(?)の茂みの中。カヤネズミは、作りかけの巣にしがみついていた。カヤネズミにとっては大迷惑なことで、ひょっとしたら繁殖に影響したのかもしれない。もう少しやさしい気持ちで探せば良かった。数年前にカヤネズミが沢山いた谷戸は、体育館用地として埋め立てられた。 提供情報
2001 清川村 湿地 ススキの原っぱで茶色くなった巣 提供情報
2001 横浜市 自然観察の森 発見無し 1995年以来全くカヤネズミの記録がでていない。 提供情報
2000 厚木市 相模川の中州 オギ、ヨシ群落。川の中州で、釣り人が作った道から奥に入った所。 提供情報
2000 愛川町  耕作地 聞き取り。子を保護。 提供情報
2000 大磯町 水田、休耕田 巣材:イネ。畦・畑の脇でも発見。1999年も巣を確認。 提供情報
2000 平塚市     提供情報
1999 中井町 川岸 古巣   提供情報
1999 厚木市 谷戸 成体 1998年も営巣報告有り。 提供情報
1999 鎌倉市 水田 巣、赤ん坊 ウルチ米に営巣。目もまだ開かないつるつるの赤ちゃん。いつもは中も見ないでそっと田んぼに置いたり芦(わずかにある)のそばに置く。98年もモチ米に営巣。谷戸田のため、イネ刈り時にも湿田 提供情報
1998 山北町 休耕田、河原、牧場等。 巣、成体   提供情報
1997 横須賀市   休耕田のアシ原。その後同じ場所では見ていない 提供情報
1997 秦野市 河原や休耕田 古巣   提供情報
1996 海老名市 相模川河川敷 相模川大堰建設予定上流部。 文献11
1996頃 大井町 水田 古巣   提供情報
1995 横浜市 自然観察の森 浅い止水の人工湿地。乾燥化が進みチガヤやオギ、ススキなどが茂る。草刈り中に発見。この時以外巣や姿は発見無し。 提供情報
1995-1994 大磯町 谷戸 ススキの中。1994、1992-1991も発見。 文献1
1993頃 清川村   古巣 ススキ原。現在は水没した。近くの谷戸には生息していると思う。 提供情報
1993 厚木市   谷戸奥のヨシの中。 文献2
1992 大磯町 谷戸 ヨシの中。巣に緑の葉が混じっていた。後日さらに新しい巣1個発見。 文献1
1990頃 綾瀬市 休耕田 聞き取り。ヨシ原にあったという情報。2000年現在、市内では絶滅あるいはそれに近い状況だと思われる。 文献10
1981 座間市   メス、子 捕獲個体。メスは妊娠。 文献3
1980 座間市   巣1 巣材:チゴザサ。 文献4
1976 秦野市    古巣 巣材:ヒメガヤ。1980の再調査では宅地造成工事のため生息地が消失。 文献4
1975 山北町   巣内に多量のフン。巣材:アズマネザサ。 文献4
1975 鎌倉市   巣、子 巣の中にいた。巣材:ススキ。 文献4
*1974以前 上沢井、藤野町       文献5
1965 山北町 山間部の斜面 メス 禾本科植物が繁茂。 文献6
*1964以前 秦野市  丹沢山塊     文献7
*1961以前 小田原市、箱根町、湯河原町       文献8
*1960以前 秦野市       文献9

*の確認年については原典参照のこと。
 
<文献>
No.
著者
発行年
タイトル(書名)
雑誌名(書名)
ページ
発行
1
青木雄司
1996
ホ乳類
大磯町史9, 別編, 自然
  
 
313-335
 
2
青木雄司
1995
厚木市荻野の哺乳類
厚木市荻野の動物
  
14-18
 
3
山口佳秀
1993
座間市の哺乳類.
座間市の動物.
 
  
29-42
座間市教育委員会
4
山口佳秀
1981
哺乳類ノート(1). ホンドカヤネズミの新産地.
神奈川県自然誌資料.
2
 
37-38.
 
5
小林峯生
1974
神奈川県におけるホンシュウカヤネズミの新産地
哺乳動物学雑誌,
6
  
179-180
   
6
今泉吉典, 吉行瑞子, 小原巌, 土屋公幸.
1966
本州東部におけるホンシュウカヤネズミの新産地.
哺乳動物学雑誌,
3
  
15-16
 
7
今泉吉典, 吉行瑞子, 小原巌, 土屋公幸.
1964
大山丹沢学術調査報告書
 
  
  
347-348
 
8
田代道弥
1961
箱根近辺産獣類検索誌
 
  
 
21
小田原郷土文化館
9
今泉吉典
1960
原色日本哺乳類図鑑
 
  
 
148
 
10
青木雄司
2000
動物・植物データ集.
綾瀬市史調査報告書.
  
  
171-179.
綾瀬市
11
   
1996
哺乳類調査.
平成7年度相模取水施設に関する 動植物調査結果について.
 
 
74-79.
神奈川県内広域水道企業団.
12
大井町
2002
大井町の動物
大井町町史 別編 自然
 
 
14
神奈川県
13
山北町
2002
山北町の自然
山北町史 別編
 
 
45, 56
神奈川県
14 繁田真由美・黒田高綱 2005 横浜市におけるカヤネズミの生息記録 神奈川自然誌資料 26   63-65 横浜市公害対策局
15 青木雄司・柳川美保子 2007 茅ヶ崎市における地上棲小型哺乳類の生息状況 神奈川自然誌資料 28   67-70  

 

最終更新日:: 2017年9月17日(日) 13:31 JST|閲覧数: 14,041

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