参考資料：高知県

発見年	市町村	発見場所	発見物	発見状況等	情報ソース
2010	四万十町	水田	巣、成体、子	稲の刈り取り作業中に、稲穂にある巣を発見。開いてみたら赤ちゃんが6匹入っていました。その後、作業中に成体も2匹みかけました。一緒に作業をしていた仲間が「あ、それネズミの巣だったんだ」と言っていたので他にも巣はあったようですが、おそらくそのままコンバインに掛けられてしまったと思われます。あまりに可愛らしく、稲の穂無きあとの田圃にこのまま巣を残して、赤ちゃんたちが生き延びられるか・・・と思いましたがかといって人間の手で、まだ眼も開いていないネズミの赤ちゃんが育てられるか・・・と葛藤し、結局見つけた辺りに藁の塔を立ててその中に巣ごと戻しました。無事、親ネズミと再会できたでしょうか・・・。	提供情報
2010	四万十市	田んぼ付近の道路	成体	犬の散歩時に車のライトで驚いたのかアスファルトの道路を小さいカヤネズミがすばやく横断していて発見しました。巣はわかりませんが、その周辺には多少の雑草があるくらいなので枯れたカヤなどは先頃野焼きしたため全く無いですが基本的には田んぼ周辺なので・・・ちなみにたまに見かけます。	提供情報
2008	土佐山田町	水田	巣	草刈のときに、稲に巣をつくっているのを発見した。巣は３つ確認した。	提供情報
2008	大豊町	放棄棚田	巣、子	標高約600mのスギ植林地．ヨシ群落の中にヨシで作った巣1個、中に子が最低1匹はいた．棚田は放棄後5～10年くらいと思われる．	提供情報
2008	四万十町	井細川河川敷	巣、子	護岸工事の為草刈中に発見、巣内に子。	提供情報
2008	佐川町	水田	巣	イネ刈り時、7畝の約半分の面積で8個の巣を発見。	提供情報
2008	香美市	棚田	巣、成体	刈り取り前の田んぼのイネに巣を発見。成体は、田んぼ周辺の草刈り中に発見（但し確信はない）。	提供情報
2008	土佐市	河川敷	巣、子	草刈り時にカヤ・ススキ群落の中で、巣3個発見。巣材はカヤないしススキ。うち1つは、ススキの穂（？）で占められ、数匹の子がいた。	提供情報
2007	香美市	田んぼ	巣、子	稲刈り時、稲に営巣。目があきかけの子4個体確認。それ以上いたかも知れない。かわいそうだったが、稲刈り後の畦横に放置。	提供情報
2007	春野町	仁淀川	巣	法面のオギ群落の中	提供情報
2007	窪川町		巣1個	梅木の剪定で下草刈り中、ススキの枯れた株の中で発見。	提供情報
2006	いの町	水田	巣、成獣	水田内に10個くらい（無農薬の水田）巣材：稲（もち米）。個体は1個体	提供情報
2006	佐川町	水田	巣	稲刈りをしていたところ、稲の中ほどの高さのところに古い巣が、２つあった。毎年稲刈りの時には、古い巣を見かける。時折、カヤネズミが走り出ることもあります！	提供情報
2005	南国市		巣、子	稲刈り中に発見。中に少し毛が生えた子6匹。	提供情報
2005	須崎市	草地	巣	民家の敷地内にあるススキの群落の中	提供情報
2004	須崎市	水田	巣	谷に広がる水田の中。飛ばされたか、流されたらしい。別の場所では、作りかけの巣。	提供情報
2004	中村市	四万十川河川敷	巣	ススキの中	提供情報
2002	南国市	水田	巣、子、成体	巣内に子。成体は稲の上を走って逃げた。棚田地域。	提供情報
2002	窪川町	水田	巣	稲刈り中に稲の中ほどに巣があるのを発見。	提供情報
2002	窪川町	畑	巣、子	草刈中、「キューキュー」という声がしたと思い草をかき分けたところ巣があり、中に赤裸の子が3匹いた。巣があったところは刈ってしまったので、もとあったと思われる付近に草を積んで、中に巣を置いた。あとでもう一度見てみたところ、巣は空になっていた。おそらく親ネズミが子どもを連れて引越したのではないでしょうか。	提供情報
2001	南国市	水田	巣、子	棚田の稲のもと	提供情報
2000	春野町		巣	オギ群落内。	提供情報
2000	土佐市		巣	オギ群落内。	提供情報
2000	南国市		巣	ツルヨシ群落。	提供情報
1999	伊野町		巣	オギ群落内。	提供情報
1998	仁淀村		巣	オギ群落内。	提供情報
1997	土佐山田町		成体	目撃。ツルヨシ群落。	提供情報
1985以前		四万十川河川敷	巣		文献2
1931以前		土佐（基産地）			文献1

＜文献＞

No.	著者	発行年	タイトル	書名・雑誌名	巻	号	ページ	発行
1	黒田長礼	1931	カヤネズミ本州に確実に産す	Amoeba	3	3	15-21
2	安間繁樹	1985	アニマル・ウォッチング日本の野生動物					晶文社