発見年 | 市町村 | 発見場所 | 発見物 | 発見状況等 | 情報ソース |
2011 | 熊本市 | 自宅裏庭 | 巣 | 20坪程の裏庭は当時ブッシュ化しており、その中でほんの一握りあったササに営巣していました。巣の発見後、家の事情もあり、ブッシュ化していた裏庭はきれいに刈り払ってしまいました。しかし、隣接している空き地にはササが生えています。そちらの方で生息していてくれていたらと思っています。 | 提供情報 |
2010 | 阿蘇市 | 採草地 | 巣 | 地面に落ちているカヤネズミの古巣を複数個みつけた.この場所は毎年春先に野焼きを行うことで採草地として維持されている. | 提供情報 |
2010 | 熊本市 | 成道寺川流域 | 巣 | 提供情報 | |
2010 | 熊本市 | 河川敷 | 巣 | 巣 5個 巣材 ススキ 植生:ススキ・セイバンモロコシ・セイタカアワダチソウなど。 | 提供情報 |
2010 | 熊本市 | 河川敷 | 巣 | 行政の除草作業後に調査。巣 10個 巣材 ススキ 植生 ほぼススキ | 提供情報 |
2009 | 熊本市 | 休耕田 | 巣、子 | 13地点で計12個確認。巣材ススキ8個、オギ1個、ガマ1個、ジュズダマ1個、ヌカキビ1個 | 提供情報 |
2009 | 高森町 | 植林地 | 成体 | スギ人工林のササが覆う林床においてネズミ調査の罠にて成体1頭を捕獲した | 提供情報 |
2009 | 高森町 | 植林地林縁部 | 成体 | ヒノキ新植地と茅場の境界付近においてネズミ調査の罠にて成体1頭を捕獲した | 提供情報 |
2008 | 熊本市 | 成道寺川流域 | 巣、子 | 子の営巣は1個(3頭確認) | 提供情報 |
2008 | 熊本市 | 井芹川河川敷 | 巣 | 植生はほぼススキ、負荷を考慮し、これ以上の調査は行っていない。 | 提供情報 |
2007 | 高森町 | 草原 | 巣 | 保護区内。草刈中に2個空の巣を発見。昨年も発見。周辺は、キャベツ畑とスギの人工林。 | 提供情報 |
2007 | 高森町 | 巣 | 道路法面に空巣2。周辺はキャベツ畑、杉人工林。法面上部はススキ草原(現在無放牧地)。野焼きしている感じ。 | 提供情報 | |
2007 | 阿蘇市 | 草原 | 巣、成体 | 草原再生試験地。道路法面と道路沿いで2巣発見。その上部で成体1確認。火入れのための輪地切り(防火帯作業)草刈り中、ススキ草原で空巣6玉発見。 | 提供情報 |
2007 | 阿蘇市 | 放牧地 | 巣 | 原野草原のススキの根元際に空巣を発見。 | 提供情報 |
2007 | 熊本市 | 成道寺川流域の休耕田、小川 | 巣 | 17地点で計12個確認。植生は休耕田:ススキ・セイタカアワダチソウのほか、チガヤ・カモジグサ・エノコログサ・ジュズダマ・ツルヨシ・ネズミムギ・セイバンモロコシなどのイネ科植物をはじめ、イ・ヤワラスゲ・オオアレチノギク・スイバ・ヘクソカズラ・テイカカズラなどが混在。小川:ツルヨシ・ジュズダマ・ススキなど | 提供情報 |
2007 | 熊本市 | 井芹川河川敷 | 巣 | 土木事務所との協議中。植生:ススキ・セイバンモロコシ・セイタカアワダチソウなど | 提供情報 |
2006 | 山鹿市 | 巣 | 水田のイネに1個、休耕田のチガヤに1個。 | 提供情報 | |
2006 | 熊本市 | 河川敷 | 巣 | 巣材:すべてススキ。植生:ススキとセイバンモロコシが優占するが、他のイネ科植物やセイタカアワダチソウなどもわずかに見られる。 | 提供情報 |
2006 | 熊本市 | 休耕田 | 巣、幼獣、成体 | 8箇所で確認。うち1個で子。巣材:すべてススキ。植生:ススキ・セイタカアワダツソウ・チガヤ・カモジグサ・エノコログサ・ジュズダマ・ツルヨシ・ネズミムギ・セイバンモロコシのどのイネ科植物をはじめイ・ヤワラスゲ・オオアレチノギク・スイバ・ヘクソカズラ・テイカカズラ・ガマなどが混在。また後日無人カメラで成体を確認。 | 提供情報 |
2005 | 熊本市 | 休耕田 | 巣 | 7地点で11個。以前に生息確認した場所 | 提供情報 |
2004 | 高森町 | 成体 | ボランティアで牧野の野焼きをしているときに発見 | 提供情報 | |
2003 | 熊本市 | 河川敷 | 巣 | 2002年にも確認。 | 提供情報 |
2003 | 熊本市 | 湖岸 | 巣 | 2002年も発見。イネ科植物がたくさん生えている。聞き取りによれば、「川原の草刈り中に、わりとあちこちで巣らしきものを見る」そう。 | 提供情報 |
2003 | 鹿本町 | 河川敷 | 巣、子 | 土手。草刈中。 | 提供情報 |
2002 | 熊本市 | 河川敷 | 巣 | 県合同の遊休地利用調査中。 | 提供情報 |
2002 | 熊本市 | 湿地 | 巣 | ヒメガマ-ススキ群落。 | 文献3 |
2002 | 熊本市 | 草地 | 巣 | 水路沿いのツルヨシ群落。 | 文献3 |
2002 | 熊本市 | 河川敷 | 巣 | ススキとセイバンモロコシが優占。 | 文献3 |
2002 | 熊本市 | 休耕地 | 巣、子 | うち2巣に子4頭ずつ。ススキもしくはセイタカアワダチソウが優占。 | 文献3 |
2002 | 河川敷 | 巣 | 平成7年の河川と水辺の国勢調査でカヤネズミが確認された場所は、治水対策の堤防撤去や築堤等の工事で、今年は確認できず、別の地域で巣を発見。このままだと生息区域がなくなり絶滅するかも知れない。 | 提供情報 | |
2002 | 八代市 | 人家 | 成体 | 最近、庭でネコが吐き出した物の中に「かやねずみ」を見つけた。野良猫や飼い猫が結構たくさんうろついて居り、捕食されているのかも知れない。 | 提供情報 |
2002 | 熊本市 | 人家 | 成体 | 猫が捕まえて来た。 | 提供情報 |
2001 | 久木野村 | 畑 | 巣 | 草刈り中に発見。ヒノキの低木の間の雑草の中。カヤ、ススキなどがぼうぼう生えていた。2000年も発見。 | 提供情報 |
1999 | 緑川 | 巣、個体 | 春秋夏冬の全ての季節で確認 | 提供情報 | |
1998 | 人吉市 | 成体 | 中学生の頃、実家の裏で発見。大人になって、あのときのネズミがカヤネズミと知った。 | 提供情報 | |
不明 | 砥用町 | 巣、子 | 小学生の時、親がまだ目も開いてない毛も生えてない赤ん坊を田んぼから巣ごと持ち帰ってきた。どうすることも出来ないので庭に放置したがその後どうなったか覚えていない。 | 提供情報 | |
1994頃 | 熊本市 | 湖岸 | 巣 | 提供情報 | |
*1981以前 | 阿蘇 | 成体 | 文献1 | ||
*1957以前 | 阿蘇山 | 個体 | 文献2 |
*の確認年については原典参照のこと。
<文献>
No. | 著者 | 発行年 | タイトル(書名) | 雑誌名(書名) | 巻 | 号 | ページ | 発行 |
1 | 松本征夫・松本播郎編 | 『阿蘇火山-世界一のカルデラ | ||||||
2 | 平岩馨邦・徳田御稔・内田照章・吉田博一 | 1957 | 九州における野鼠の分布 | 九州大学農学部学芸雑誌 | 16 | 1 | 157-163 | |
3 | 清水稔・吉村秀夫・桂正彦・甲斐原巌・藤井直紀 | 2003 | 熊本市花園地区におけるカヤネズミ棲息調査 | 熊本市立熊本博物館館報 | 15 | 86-92 |
最終更新日:: 2017年9月28日(木) 15:11 JST|閲覧数: 11,604