発見年 | 市町村 | 発見場所 | 発見物 | 発見状況等 | 情報ソース |
2011 | 浅口市 | 休耕地 | 巣 | オギ1 水田内スポット休耕地 | カヤネット |
2011 | 笠岡市 | 休耕地 | 巣 | チガヤ5 水田内スポット休耕地 | カヤネット |
2011 | 岡山市 | ため池の縁 | 巣 | チガヤ5 スゲ(SP)5 合計10個確認 山際 | カヤネット |
2008 | 岡山市 | 池堤 | 巣 | 背の低いササの茂みの中に巣1個発見。巣材はササや他のイネ科植物の葉。まだ緑色をとどめていた。 | 提供情報 |
2007 | 岡山市 | 百間川河川敷 | 巣 | 校外学習中3個発見。オギ、ススキ群落のオギに営巣、巣材はオギ、ススキ。 | 提供情報 |
2007 | 岡山市 | 百間川河川敷 | 巣 | 校外学習中6個発見。オギ、ススキ、セイタカアワダチソウ群落のオギに営巣。巣材はオギ、ススキ。多くは枯れていたが、緑っぽい巣はネズミの臭いがプンプンしていた。 | 提供情報 |
2007 | 岡山市 | 湖岸 | 巣 | 人工護岸約0.8haに植栽したマコモ群落内に3個、ヨシ群落内に1個。 | 提供情報 |
2007 | 真庭市 | 湿原 | 巣2 | 巣材:いずれもススキ。 | カヤネット |
2007 | 倉敷市 | 家屋内 | 個体 | 近くには萱はありませんし川の近くでもありません。 | 提供情報 |
2006 | 岡山市 | 百間川 | 巣 | オギ群落内に2個。巣材はどちらもオギ。チガヤに1個。 | カヤネット |
2006 | 岡山市 | 百間川 | 生体、巣 | オギ群落に3つ。ふるさと学習で発見。 | 提供情報 |
2006 | 岡山市 | 旭川堤防 | 巣 | ササやチガヤが繁茂。チガヤ1。 | カヤネット |
2006 | 岡山市 | 巣 | 巣2 巣材:オギ | カヤネット | |
2006 | 吉井町 | 成獣 | 巣の写真を撮りに行って、成体を確認。 | カヤネット | |
2006 | 赤磐市 | 水田 | 巣、成体 | 夕方、コシヒカリの水田にて、緑の球巣を3個見つけました。後日確認した巣の写真を撮りに行って、カヤネズミの成体を確認。 | カヤネット |
2006 | 赤磐市 | 砂川 | 巣 | 砂川とそれに流れ込む細流の間のススキ原で2個。周辺は造成されるが、水田が広がり、河川沿いの草地が存在する。 | カヤネット |
2006 | 倉敷市 | 巣 | セイバンモロコシ群落で伐採した草の山に紛れていたのを一個発見。巣材はセイバンモロコシの葉,穂。周辺の植生はオオオナモミやアキノエノコログサ,アキノノゲシなど。 | 提供情報 | |
2006 | 美作市 | 休耕田 | 巣 | イネ科の植物(種名はわかりません)で作られていた。 | 提供情報 |
2006 | 瀬戸町 | 巣 | 巣1個 巣材:ススキ | カヤネット | |
2005 | 岡山市 | 百間川河川敷、旭川堤防 | 巣 | 巣材:チガヤ、オギ。 | カヤネット |
2005 | 岡山市 | 百間川河川敷 | 巣、成体 | 小学生の遊びグループがオギハラで秘密基地を作っているときに発見した。 | 提供情報 |
2005 | 赤磐市(旧赤磐郡吉井町) | 水田 | 子 | 昨年26個営巣した場所。水田耕起の為トラクターでひいていたところ、田の切りわらの中から2匹飛び出した。ウロウロした後、イノシシ除けのトタンの下や穴に隠れた。以前からここで巣を見ていたので、これからどこで過ごすのか心配。 | 提供情報 |
2004 | 川上村 | 茅原 | 巣 | 茅の茎を3本絡めて作っていた。毎年春に野焼きを行うところ。 | 提供情報 |
2004 | 吉井町 | 水田 | 巣 | 稲に営巣。A、 B、 C、3地点にそれぞれ8個、26個、6個。B地点は例年数個の球巣しか作らないのに、なぜか今年は大量に作った。二反の大きさの水田に、26個もの巣は初めて。今年は、稲の成長が早いので、心配していたが全部巣立っていた。 | カヤネット |
2004 | 吉井町 | 水田の畦 | 巣 | 草刈中に夫が発見、畦と畦の間の溝の中のアゼスゲに営巣。周辺に草を裂いた跡が沢山あるので草刈をやめてそのままにしてもらいました。 | カヤネット |
2004 | 吉井町 | 休耕田 | 巣、成体 | 夫が草刈中発見。巣材はエノコログサ、コブナグサ等色々。カヤネズミは、風で飛んだイノシシ除けのトタンを除けるといた。しかし、アッという間に隙間に逃げ込んでしまった。球巣は草を刈ってしまったので、温存が出来ませんでしたが、使っていたのなら可哀想なことをしてしまったと、話しています。 | カヤネット |
2004 | 岡山市 | 河川敷 | 巣 | 環境学習の時間、草むらで宝探しゲームをしていて見つけた。オギ-セイタカアワダチソウ群落の中。いずれも、オギの葉を裂いて作っていた。 | 提供情報 |
2004 | 岡山市 | 百間川河川敷 | 巣 | 低水路内のツルヨシ群落。常時水に浸かっている。 | カヤネット |
2004 | 岡山市 | 百間川河川敷 | 巣 | 巣材:オギ、ジュズダマとクサヨシ。植生:ヒメガマ、オギ、ジュズダマ、ヨシ、ツルヨシ、クサヨシ、ヤナギタデ、オオタチヤナギなどが、盛衰を繰り返している。 | カヤネット |
2004 | 岡山市 | 百間川河川敷 | 巣 | 台風23号による増水のため、河川敷が冠水。台風前に確認した巣9個(うち1つは子どもがいたのか、中から鳴き声が複数聞こえた)はすべて、流されたか、壊れていた。 | カヤネット |
2004 | 岡山市 | 旭川河川敷 | 巣 | 巣材:オギ、ツルヨシ、ナガハグサ。ところどころカナムグラやアレチウリがオギを覆うところ、オギ-セイタカアワダチソウ群落とオギ-ヨモギ群落、ツルヨシ群落で発見。 | カヤネット |
2004 | 岡山市 | 河川敷、休耕田、水田 | 巣、成体 | 巣材:オギ、イネ。 | カヤネット |
2004 | 岡山市 | 百間川河川敷 | 巣 | 巣材はオギ19、ヨシ3、メリケンカルカヤ1、不明1。 | カヤネット |
2004 | 吉井町 | 畑 | 巣 | 巣材:エノコログサとアスパラガスの葉少々。畑の草取りをしていて、エノコログサとアスパラガスの境界線で確認。今まで確認できなかった所なのでとてもうれしい。畑のそばは杉林で、下草のススキ等が生い茂っている。 | カヤネット |
2004 | 倉敷市 | 水田 | 巣 | 台風のあとに稲刈りをしている時に発見。例年は10個程見つかるのですが、今年は少なかった。 | 提供情報 |
2004 | 瀬戸内市 | 巣 | 巣材:オギ。周辺は水田。 | 提供情報 | |
2003 | 吉井町 | 水田 | 巣、成体 | うち2頭は妊娠中。大きなお腹でヒョコヒョコと鈍い動きで、そっと捕まえて畦のヨシへ藁と一緒に放した。成体を発見した田はヘビが多く、マムシとシマヘビが特に多く見られます。残ったモチの田も巣がありますが、こちらは巣立った頃に刈り取りなので大丈夫でしょう。 | カヤネット |
2003 | 吉井町 | 水田 | 巣 | 畦部分。巣材:ススキ。草刈りをしていて半分刈り取ってしまった。2002年もイネの営巣と成体を確認。 | カヤネット |
2003 | 瀬戸町 | ため池法面、堰堤、用水路脇、水田、休耕田 | 巣 | 巣材:オギ、マコモ、イネ、アゼスゲ。 | カヤネット |
2003 | 総社市 | ため池法面 | 巣、子 | 巣材:メガルカヤ。周囲は水田 | カヤネット |
2003 | 総社市 | 高速道路法面 | 巣 | 2000年の発見場所と同じ。巣材:ススキ。当地はドングリによる緑化を行った場所で、現在樹木は5m程度、点々とススキの株がある。 | 提供情報 |
2003 | 邑久町 | 休耕田の畦 | 巣 | 巣材:チガヤ。周囲は山林 | カヤネット |
2003 | 岡山市 | 水田、休耕田、百間川河川敷、旭川河川敷 | 巣 | 巣材:イネ、オギ、セイバンモロコシ。 | カヤネット |
2003 | 岡山市 | 休耕田、百間川河川敷 | 巣 | 巣材:オギ。周囲水田の休耕田と低水路のオギ・ヨシ・ガマ群落。 | カヤネット |
2003 | 岡山市 | 笹ヶ瀬川河川敷 | 巣 | 2002年にも付近で巣確認。遠巻きに見ただけなので、1つしか見つけれなかったがもっとあると思う。 | カヤネット |
2003以前 | 倉敷市 | 水田 | 巣 | 聞き取り。毎年巣がたくさんみつかる。冬の間は納屋で過ごすらしい。 | 提供情報 |
2002 | 吉井町 | 水田 | 古巣 | 田植え中に発見。古い巣を若いススキの新芽と、まだ緑が残っているヨモギの葉が3枚、スギナ2枚。 | カヤネット |
2002 | 奥津町 | 巣 | 水稲育苗施設脇に位置する空き地のススキ群落内。 | 提供情報 | |
2002 | 八束村 | 湿原 | 巣 | 巣材:スゲ。谷に発達する湿原。カサスゲやノハナショウブビッチュウフウロ、シモツケソウなどが咲き、植生高は1m弱。周辺はコナラなどの二次林。 | 提供情報 |
2002 | 中和村 | 巣 | 草刈作業(機械ではなく、植林鎌での作業)中。全てススキに営巣。ススキやヨモギ、ワラビなどが群生。年2回程度、草刈を行う。 | 提供情報 | |
2002 | 倉敷市 | 巣 | イネ科の茂み。ミズアオイ保護のための草刈り時。草を刈っている方が残してくれていた。 | 提供情報 | |
2002 | 高梁川河川敷 | 巣 | イネ科の草地。 | 提供情報 | |
2002 | 岡山市 | 旭川河川敷 | 巣 | ヨシ原の中。 | 提供情報 |
2002 | 岡山市 | 休耕田 | 巣 | 巣材:オギ。北と東が大きな用水路で西と南は水田。オギが優占、アシ、ヒメガマ、サナエタデ、イヌビエ、ジュズダマなど。バッタやトンボなど昆虫は豊富。 | 提供情報 |
2002 | 山陽町 | 休耕地、畦 | 巣、成体、子 | 巣材:オギ、ススキ、メリケンカルカヤ、チガヤ、チガヤの巣のうち、2巣に子(1頭と3頭)、2巣に成体。 | カヤネット |
2002 | 岡山市 | 笹ヶ瀬川 | 巣 | 線路の上のカヤ原。 | カヤネット |
2002 | 岡山市 | 草地 | 巣 | 背丈の低い草に営巣。 | カヤネット |
2002 | 岡山市 | 巣 | 巣は空。手前の草が刈られて道から見えていた。1つは刈られた草に付いていて壊れていた。 | カヤネット | |
2002 | 岡山市 | 水田、休耕田、車道法面、旭川・百間川河川敷 | 巣、成体 | 巣材:イネ、ススキ、チガヤ、オギ、マコモ。 | カヤネット |
2002 | 山陽町 | 休耕地、畦 | 巣、成体、子 | 巣材:オギ、ススキ、メリケンカルカヤ、チガヤ、チガヤの巣のうち、2巣に子(1頭と3頭)、2巣に成体。 | カヤネット |
2002 | 熊山町 | 河川敷 | 巣 | 巣材:オギ。 | カヤネット |
2002 | 赤坂町 | 水田 | 巣 | 巣材:イネ。 | カヤネット |
2002 | 瀬戸町 | 農水路脇 | 巣 | 用水路の土手。巣材:ススキ? | カヤネット |
2002 | 瀬戸町 | 耕作地帯 | 巣、成体、子 | 巣材:ススキ(オギ)、イネ、チガヤ、マコモ、オオクサキビ、メヒシバ。イネの巣に子。出巣時刻am8:30。4頭のうち、2頭はあっという間にジャンプ。残る2匹はしばらくののち水田内へ消えた。この水田は2日後にコンバインが入った。 | カヤネット |
2002 | 賀陽町 | 河川敷 | 巣 | 巣材:オギ(ススキ)1。 | カヤネット |
2002 | 玉野市 | 水田地帯 | 巣 | 巣材:オギ(ススキ)8、イネ5。 | カヤネット |
2002 | 佐伯町 | 水田地帯、草地 | 巣 | 巣材:ススキ1、メリケンカルカヤ1、チガヤ5、イネ1。 | カヤネット |
2002 | 建部町 | 河川敷 | 巣 | 巣材:オギ。 | カヤネット |
2002 | 川上村 | 湿原 | 巣 | 巣材:スゲ類。 | カヤネット |
2002 | 中和村 | 湿原 | 巣、成体 | 巣材:スゲ類2、ススキ3。 | カヤネット |
2002 | 総社市 | 河川敷 | 巣 | 巣材:ツルヨシ。 | カヤネット |
2002 | 長船町 | 休耕地 | 巣 | 巣材:オギ。 | カヤネット |
2002 | 東粟倉村 | 山林斜面 | 巣 | 巣材:ススキ。 | カヤネット |
2002 | 美作町 | 休耕地 | 巣 | 巣材:オギ。 | カヤネット |
2001 | 岡山市 | 湖岸 | 巣、成体? | 巣材:ヨシ、メリケンカルカヤ。現在もゴルフ場として使われており、ゴルフ場と湖岸の間がヨシ群落あるいは一部がオギ群落、荒れ地などになっているような場所。 | 文献3 |
2001 | 清音村 | 河川敷 | 巣 | 1巣は作りかけ。今年出た葉を丸めている。 | 提供情報 |
2001 | 奥津町 | 放棄畑 | 巣、個体 | ススキが群生。巣内より「チッチィッ」と鳴き声がしたので確実に1個体は中にいた。 | 提供情報 |
2001 | 中和村 | 湿地 | 巣 | 聞き取り。オタカラコウやミゾソバツリフネソウなどが生育。カヤ(アブラガヤ?)に営巣。草刈作業中、誤って刈り取ってしまったとのこと。 | 提供情報 |
2001 | 新見市 | 樹林地 | 巣 | ヤマネの巣箱をかけに行った時に発見。杉林の奥で低木の枝に巣がかかっていた。もしかしたら鳥の巣だったのかもしれない。祖母によると 杉林の周りの草(茅?)を刈った時には「ネズミがいた」とのこと。 | カヤネット |
2000 | 総社市 | 高速道路法面 | 巣 | イタドリを日除けにし、その下に営巣。新しい。巣材:メリケンカルカヤ。植生はメリケンカルカヤが主体。所々にススキ群落。アベマキ、コナラ、アラカシの幼木、アカメガシワやアキニレも生育。非常に劣悪な土壌で生息適地と思えないが、斜面下のススキ群落が刈られた為移動したようだ。 | 提供情報 |
2000 | 岡山市 | 旭川の土手 | 巣 | 200mX30mの範囲。うち1巣に仔6匹。巣材:ネズミムギ。カラスムギ・ハルガヤ・オニウシノケグサ・イヌムギが結実。年2回除草作業が行われる。 | 提供情報 |
2000 | 岡山市 | 旭川の中州 | 巣 | 400mX60mの範囲。うち7巣に仔4-6匹。2巣で親が巣から逃げるのを目撃。オギに営巣。セイバンモロコシが結実。年1回除草作業が行われる。 | 提供情報 |
2000 | 哲西町 | 湿原 | 巣 | 提供情報 | 提供情報 |
1999 | 御津町 | 河川敷 | 巣 | 背丈ほどのイネ科植物(ヨシorススキ)が枯れた茂み。 | 提供情報 |
1999 | 総社市 | 湿地 | 巣 | 湿地下流部。チゴザサ群落・ハンノキ亜高木が斑状に分布。巣材:カモノハシ、アゼスゲ。 | 提供情報 |
1998 | 倉敷市 | 子 | 知人の仕事場で保護。頭胴長約3、4cm。体の色は薄茶。 | 提供情報 | |
1998 | 倉敷市 | オス、メス、子 | 上記と同じ場所で保護。石鹸をかじっていた。 | 提供情報 | |
1997 | 旭川河川敷 | 巣 | 提供情報 | ||
1997 | 総社市 | 湿地 | 巣 | イヌノハナヒゲの仲間が主体の湿原植生。巣材:カモノハシ。 | 提供情報 |
1992 | 倉敷市 | 休耕田 | 巣 | イネ科植物が繁茂。 | 文献1 |
1983 | 倉敷市 | 足守川河川敷 | 巣 | 提供情報 | |
1974以前 | 倉敷市 | 個体 | 捕獲個体。 | 文献2 |
<文献>
No. | 著者 | 発行年 | タイトル(書名) | 雑誌名(書名) | 巻 | 号 | ページ | 発行 |
1 | 奥島雄一 | 1992 | カヤネズミの巣を発見 | しぜんしくらしき | 2 | 16 | 倉敷市立自然史博物館友の会. | |
2 | 金子之史 | 1974 | 京都, 中国, および四国地方産のカヤネズミについて | 香川大学教育学部研究報告 | Ⅱ | 234 | ||
3 | 2001 | 岡山パブリックゴルフ場機能回復工事に係わる環境影響評価準備書 | 318 |
最終更新日:: 2017年9月28日(木) 19:01 JST|閲覧数: 16,801