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参考資料:滋賀県

発見年 市町村 発見場所 発見物 発見状況等 情報ソース
2013頃 長浜市   生体 遊びに行ったところ、溝の中に発見。カヤネズミ? 提供情報
2012 甲賀市 休耕田 合計4反程度の水田(10枚)が15年以上の休耕田として管理しています。管理形態は除草機のみの虎刈りで、毎年刈り残しが数枚出ます。完全な乾田にはならない為に、カヤツリグサ属多数繁殖し、現在はアゼスゲ50%を越えました。ススキ群落も有り。カヤネズミの生態は過去に確認した事も多数有り、巣は常時発見出来ます。現在は根茎・塊茎の多年草除去の為に除草剤散布の検討をしていますが、本サイトの活動をお見かけして躊躇しております。(*) 提供情報
2011 草津市 グランドの土手 成体 放置していた植木鉢の中にはえたセイタカアワダチソウの根元のあたりにかくれていました。 提供情報
2011 草津市 道路に囲まれた草地 チガヤ1つ、オギ1つ カヤネット
2011 野洲市 草むら チガヤ2つ。里山の中にある広い草地と川との間の草むら カヤネット
2010 大津市 湖岸 刈り取られた葦原に転がっていた、密に編んだ巣を発見。近くにかなり古くなり変形した巣をもう一つ発見。 カヤネット
2010 大津市 巣、子 郊外の住宅地の庭にしげるヒオウギスイセンの群落(4mx3m、高さ60センチ)の中ほどに、ヒオウギスイセンの葉を用いて巣を作ってあった。子ネズミが2匹いた。ヒオウギスイセンの群落の東側に芝生、南側にチューリップ、西側にバラ、北側にミントを植えてある。バラの植え込みを拡張しようと思ってヒオウギスイセンを抜いている時にカヤネズミの巣に気づいた。拡張は現在中断。 提供情報
2009 高島市 耕作放棄地 オギの放置地に作りかけ?のスカスカの巣を見つけました。 カヤネット
2009 高島市 水田 巣、子 ヒエ取りをしていて。同じ田んぼで三か所巣を発見。二か所の巣に赤ちゃん 提供情報
2008 西浅井町 湿原 湿原内へのササの侵入防止のための草刈中に発見。巣材はヌマガヤ。周辺には、ノリウツギ、ミヤマウメモドキの灌木とヤマドリゼンマイの群落。 提供情報
2008 高島市 湿地跡 積雪で点々と残ったススキの株に1個。周りはイノシシが掘り返した跡や鹿、ウサギの糞がいっぱい。植物は見る限り倒れたススキとワラビの枯れ草くらい。 提供情報
2007 高島市   巣、成体 古民家のカヤ葺き替えのためのカヤ刈中、1個の巣と中に2匹のカヤネズミを発見。 提供情報
2007 日野町 水田 巣、成体 稲刈り中に子どもが稲の穂に巣を発見。子どもが「茶色いちっちゃなネズミがいた」と言っていたが、実物は確認できず。この水田では、2年前の稲刈りで生体を確認。 提供情報
2007 彦根市 草むら カマキリを探してススキの群落に分け入って、1つ発見。周辺のススキを編みこんでいた。ネズミの器用さとたくましさに感動。 提供情報
2007 米原市 自宅 巣、子 庭の蛇のひげに営巣。家の周辺に大蜘蛛がいるので蜘蛛の巣と思ったら目が開いていない子ネズミが3匹ほどいた。元のように丸くして蛇のひげの中に戻した。2日後に巣に親ネズミを確認したので子ネズミは安心かな? 提供情報
2006 高島市   カサスゲで作られた比較的新鮮な巣1、カサスゲの純群落 提供情報
2006 彦根市   カサスゲで作られたやや古い巣1、ヨシ・オギ・カサスゲ群落 提供情報
2006 安土町 西の湖周辺 巣、成獣、幼獣 住民の方から、ヨシ群の中に巣のようなものがあり、中に直径1㎝ほどの変わったネズミ(おそらく赤ちゃん)がいると情報提供がありました。おそらくカヤネズミと考えられます。 提供情報
2006 安土町 西の湖岸 巣、子 新鮮な巣1。ヨシ原,巣材はカサスゲまたはオニナルコスゲ 提供情報
2006 安土町 山本川河川敷 巣、子 新鮮な巣2、ヨシ・カサスゲ群落,巣材はカサスゲ 提供情報
2006 日野町 放棄田 アゼスゲ群落で作りかけの巣を確認。巣材はアゼスゲ。 提供情報
2006 志賀町 ヨシ原 毎年恒例のヨシ刈りボランティアで。カサスゲなどで作られています。今回は刈り取り面積が少ないので、1個のみ。2005年も発見。 提供情報
2005 志賀町 休耕田 巣、子 巣材:ススキ、チカラシバ。1巣に子4匹。1巣は作りかけ。ススキの1つは一部シダ植物も混じる。 カヤネット
2005 高島市 造成地 巣、子 ススキ群落に発見。1つに無毛の子3匹。 カヤネット
2005 甲賀市   2004年も確認。 文献4
2005 守山市 湖岸 ヨシ植栽地200m×20mに作りかけ含め20個。完成巣は3-4個。1つはヨシ群落内の、ウキヤガラが密に生育する場所のヨシ、1つはチクゴスズメノヒエが密に生育する場所のカサスゲに営巣。去年は確認しておらず、急に増えた印象。 提供情報
2005 東近江市 河辺林 年1回刈り込みで草原を維持している場所。植生はメリケンカルカヤが優勢。巣材:メリケンカルカヤ 提供情報
2005 大津市   巣1個。チクゴスズメノヒエ群落内に単生したマコモに営巣。アカメヤナギの枝張りの下で岸から約4m離れる。 提供情報
2004 彦根市   死体 採集個体。メス1、胎児7 文献6
2004 大津市 休耕田 比叡山中の湿地、まわりにはヌタ場あり。巣材はヤマアゼスゲだと思われる。 提供情報
2004 八日市市 川辺林 巣、生体 疎林の中。巣材:ナキリスゲ。巣に近寄ると鳴き声がした。 提供情報
2004 草津市 琵琶湖博物館の近く 琵琶湖岸、ヨシ帯の中。近くには田んぼ。 提供情報
2004 近江八幡市 湖岸 湖岸より30m程内陸へ。巣材:トダシバ 提供情報
2004 近江八幡市 湖岸 ヨシ原の辺縁 巣材はヨシ、クサヨシ 提供情報
2004 近江八幡市 ヨシ田 市民ボランティアのヨシ刈り中に発見 提供情報
2004 彦根市 野田沼 巣材はよく覚えていない 提供情報
2004 新旭町針江~深溝 琵琶湖岸 低湿地のカサスゲ・オニナル 巣材はいずれもカサスゲ・オニナルコスゲ。ここはいつも安定してカヤネズミの巣をみることができる 提供情報
2004 新旭町 針江 湖岸 ヨシ原 毎年発見しているので、市民ボランティアの人と、注意してヨシ刈りをしていたところ、発見。多数あり。良いヨシのところに多くいるようだ。2002年にも報告。 提供情報
2004 安曇川町     提供情報
2004 高島町 乙女が池   巣材:ヨシ 提供情報
2004 びわ町 用水路 巣材:マコモ、アゼナルコスゲ。環境:マコモ群落、湿性草地。スゲ類とイネ科数種は穂をつけていたが種子はまだ。 提供情報
2004-2003 西浅井町、五個荘町、永源寺町、高月町、水口町、朽木村、信楽町、山東町、八日市市、大津市、志賀町、高島町、安曇川町、今津町、マキノ町、米原町、近江町     文献5
2003 彦根市     文献6
2003 新旭町 湖岸 オニナルコスゲ・カサスゲ群落。今年のものだが,やや古い。 提供情報
2003 マキノ町 知内川河川敷 放棄水田に成立したヨシ群落(どれも比較的新鮮) 提供情報
2002 近江八幡市 河川敷など   巣材:ツルヨシ×10、エノコロ?1。ツルヨシ群落。エノコロの巣はイネ科群落。 提供情報
2002 彦根市 河川敷、休耕田 巣、生体 川沿いに生育するマコモと休耕田のヨシ原。オオヨシキリの繁殖状況を調べるため、ヨシ原に入って巣の数を数えている時に発見。 提供情報
2002 近江町、びわ町、新旭町、志賀町、大津市、草津市 湖岸、河川敷   巣材:ヨシ 提供情報
2002 竜王町 造成地  チガヤ群落。2~3m程度の幅で帯状に僅かにのこる草地。最短で70m程度のところに山林あり。巣材:チガヤ。既に枯れ、昨年作られたものと思う。 提供情報
2002 高月町   巣材:オギ。川沿いオギ群落。この他に作りかけの巣2個。 提供情報
2002 湖北町     巣材:チガヤ。チガヤ草地。(農耕地と車道の間)作りかけ。 提供情報
2002 八日市市     巣材:キシュウスズメノヒエ。キシュウスズメノヒエ群落。 提供情報
2002 水口町     巣材:チガヤ。チガヤ群落。 提供情報
2002 甲賀町     巣材:ススキ。ススキ・オギ群落。 提供情報
2002 栗東市 河川敷   巣材:ツルヨシ×5、クサヨシ1。ツルヨシ群落。低水敷。 提供情報
2001 彦根市 犬上川河川敷   提供情報
2000 彦根市 犬上川 提外地のヨシ原。水際近くに6個ほど集中。 提供情報
2000 土山町 造林地 巣材:ススキ。クヌギ造林地の下刈り作業中。ススキやイチゴ類などが鬱そうと茂る。 提供情報
2000 甲賀町 小河川 古巣 湿地性植生やススキが繁茂。カエル類とカスミサンショウウオの産卵地。放棄水田にも巣。 提供情報
2000 高島町 放棄水田 1巣はススキ。もう1巣はウキヤガラ。 提供情報
2000-1999 彦根市   生体 捕獲個体 文献3
1999 新旭町 湖岸 草刈り跡に発見。カサスゲ優占。オニナルコスゲ・ヨシ等の湿性植物が混生。巣材:殆どスゲの葉。 提供情報
1999 湖北町 湖岸 ヨシ原。巣材:ヨシ。 提供情報
1999 甲賀町、大津市~信楽町     提供情報
1999 西浅井町、マキノ町、長浜市、八日市市 休耕田、田用水路 オギ、チガヤ、クサヨシなどが優占。巣材:チガヤ、カヤツリグサ科。 カヤネット
1998-99 朽木村、木之本町、高月町、湖北町、山東町、守山市、近江八幡市、志賀町、大津市     文献4
1998 彦根市 犬上川河川敷 ヨシ群落。巣材:ヨシ。 提供情報
1998 守山市 巣、子、親 巣内に子ども。親もいたが逃げた。田んぼの中。 提供情報
1997 能登川町 愛知川 低水敷のヨシ原。河川改修が進行中で、すでに放棄されていた。1996年秋の同工事アセスメント調査では新しい巣があった。 提供情報
1997 守山市      セイタカアワダチソウの間。 提供情報
1995-96 マキノ町、永源寺町、信楽町、守山市     提供情報
1995 新旭町 湖岸 巣、親、子、子死骸 巣の中にあった。白骨化していた。 提供情報
1994-95 日野町、石部町、山東町     提供情報
1965-95 志賀町     文献1
1993 八日市市     提供情報
1992   芹川(河床) アオダイショウがカヤネズミの巣を襲った。 提供情報
1989-90 土山町、甲南、朽木村     提供情報
1984   御池岳周辺   文献2

*前年(2011)以前の発見状況

<文献>

No. 著者 発行年 タイトル(書名) 雑誌名(書名) ページ 発行
1 志賀町   志賀町史   1      
2 多賀町   多賀町の石灰洞          
3 滋賀県琵琶湖環境部自然保護課 2000 滋賀県で大切にすべき野生生物       (CD-ROM)  
4 畠佐代子 2008 近畿地方におけるカヤネズミの分布の現状 関西自然保護機構会誌 30 2 145-151  
5 畠佐代子・夏原由博 2006 滋賀県におけるカヤネズミの生息適地要因 ランドスケープ研究 69 5 549-552  
6 彦根市 2005 滋賀県で大切にすべき野生生物-レッドデータブックひこね-       278pp.  

最終更新日:: 2017年9月28日(木) 21:51 JST|閲覧数: 13,197

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