確認年 | 市町村 | 確認場所 | 発見物 | 発見時の状況等 | 情報のソース |
2008 | 秩父市 | 田んぼ | 巣、成体、子 | 刈り取ったイネの中に巣を発見。子どもがいたので、近くの刈ってないイネの中へ巣ごと移動。しばらくして親の姿が巣の中に見えた。 | 提供情報 |
2008 | 飯能市 | 湿地 | 巣 | 巣材は全てススキ。 | カヤネット |
2008 | 飯能市 | ススキ群落 | 巣、成体 | 休耕田のヨシ原に隣接した小規模なススキ群落。昨年も成体と巣を確認。この場所はかつて住宅開発の予定がありましたが、社会情勢の変化や市民の強い反対もあり開発は中止され、周辺を含め約100haが行政と企業、市民が保全に向けて調整を図っており、今は保全のための環境調査を行っています。 | 提供情報 |
2007 | 所沢市 | 湿地 | 巣 | 鳥類標識調査の準備でヨシ原を刈り払い中、点在するミヤマシラスゲ群落の中に1個。巣中でもそもそ動く気配がした。近くのミヤマシラスゲとススキ群落にも1個ずつ発見。 | カヤネット |
2007 | 入間市 | 湿地 | 巣 | 観察会でススキ群落に新しい巣を発見。例年、観察会で巣を見る場所。 | カヤネット |
2006 | さいたま市 | 湿地 | 巣 | 都市整備機構の宅地開発が予定される。ヨシ群落に接し僅かに残されたススキの小群落に一ヶ所だけ確認。 | 提供情報 |
2006 | 飯能市 | 湿地 | 生体、巣 | 休耕して20年以上経た谷戸のヨシ群落に隣接した小規模なススキ原。成体4体と巣の造りかけと思われる葉を細かく裂いたススキの葉を一ヶ所確認。成体は数年前から確認。素早い動きでススキの葉に居たサビキコリの一種と思われるコメツキムシを捕らえて食べた。ススキ原とヨシ原は山火事防止のため毎年刈り取られている。 | 提供情報 |
2005 | 所沢市 | 湿地 | 巣 | できるだけ道路は狭くして欲しいという要望にも関わらず、大学は12mの道路を湿地に作り、道路面は3mもの高さです。カヤネズミはこの道路に接する改修水路のススキ(本当に一株生えた狭い場所)に営巣したのです。大学はこの用水路(当初は回復緑地扱い、後に勝手に道路法面に変更)に4本の橋を架けようとして、地元の保護団体や学生から猛反発を食らっています。 | カヤネット |
2005 | 飯能市 | 休耕田、湿地 | 巣 | 2ケ所で発見。2002-04年も発見(02年は巣と成体を確認)巣材:ススキ。この湿地は人の出入りが大変多くカヤネズミの繁殖に悪影響を及ぼしていると思われます。 | カヤネット |
2005 | 入間市 | 巣 | ススキ群落の中に2個 | カヤネット | |
2004 | 熊谷市 | 荒川河川敷 | 巣 | オギ群落内に2個。オギ群落の広さは数100㎡ほど。トダシバ、セイタカアワダチソヒウ、オトコヨモギ、メカルガヤ、オカルガヤの草原に囲まれる。ほとんどがゴルフ場で一部に野鳥公園が整備。 | カヤネット |
2004 | 松伏町 | 江戸川河川敷 | 巣 | オギ群落。タデ類(ホソバノイヌタデ、アキノウナギツカミ、ミゾソバ)がおおく見られた。いずれもオギの葉を利用。毎年1度は草刈りがされている場所。 | 提供情報 |
2004 | 庄和町 | 江戸川河川敷 | 巣 | オギ群落の中。巣材はオギ。ハンゲショウ、イヌゴマなどの植物もおおく見られた。 | 提供情報 |
2004 | 東松山市 | 水田 | 巣 | 谷戸の段差のある畦上の細長いオギ群落内 | 提供情報 |
2004 | 東松山市 | 工事現場 | 巣 | 水田地帯を埋め立て中のセイタカアワダチソウ群落内のパッチ状のオギの中 | 提供情報 |
2004 | 嵐山町 | 山腹 | 巣 | 道路脇の小さなオギ群落内 | 提供情報 |
2004 | 神川町 | 休耕田 | 巣 | チガヤ群落内の島状のオギに営巣 | 提供情報 |
2004 | 川越市 | 河川敷 | 巣 | 巣材:ススキ、オギ。2003年も確認。 | カヤネット |
2004 | 川島町 | 休耕田 | 巣 | チガヤ群落内と堤外地の細長いオギ群落。 | 提供情報 |
2004 | 坂戸市 | 巣 | 休耕田のススキ | 提供情報 | |
2003 | 所沢市 | 湿地 | 巣 | 巣材:ミヤマシラスゲ。ヤナギが混じるヨシ原 | カヤネット |
2003 | 所沢市 | 草地 | 巣 | 巣材:ススキ。回りはカナムグラの藪でススキの株は10株程度。 | カヤネット |
2003 | 所沢市 | 自然草地創出地 | 巣 | 巣材:ススキ。4月にススキを移植して造った場所に営巣。 | カヤネット |
2003 | 花園町 | 荒川河川敷 | 巣 | ススキ群落の中。巣材はススキで周りもクズにおおわれた部分があるとはいえススキ原でした。(11月23日に再調査) | 提供情報 |
「改訂 埼玉県レッドデータブック2002(動物編)」(埼玉県, 2002.)では、「準絶滅危惧種」に指定。絶滅危惧種:絶滅の危険性が非常に高く、生息地が限定され、個体群の規模が小さく、生息地の環境の変化で今後さらに危険性が増す種。 |
参考資料(更新作業中)
最終更新日:: 2017年9月17日(日) 13:06 JST|閲覧数: 14,405