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第2回「カヤネズミとカヤ原にちなんだ川柳」作品選評

【最優秀賞】
「カヤの葉に 隠れたつもり カヤネズミ」
カヤ原での、偶然の出会いの一コマを思い出しました。
オギの葉陰から、すこーし顔を出してこちらを見ているカヤネズミ。
一生懸命、隠れたつもりになっているのでしょう。
そんな愛らしい姿が目に浮かびました。(は)

【優秀賞】
「大風に 波立つ原の カヤ想う」
風を受けて波のようにそよぐ、柔らかな草原。その大きな動きが目にうかぶようでした。
そして、そんななかでひたすら耐えるカヤネズミへの作者の優しい気持ち。
短い言葉のなかに、ダイナミックな「動」と、優しさに満ちた
「静」が見事に表現された素晴らしい作品だと思いました。(あ)

「カヤ原は 子供のころの 小宇宙」
背丈の小さい子どもにとって、カヤ原は不思議がいっぱいの世界でしょう。
そこに存在する命の多さ、そして連鎖は、まさに宇宙そのもの。
子どもとカヤ原・・・絵本の絵をいっぱい想像してしまう作品でした。
と同時に、カヤ原が、おとなも童心に帰れる場所なのだと再認識させてもらいました。(あ)

「カヤ原に 寝ると地球の 呼吸音」
これは夜のイメージでしょうか。
カヤ原の静けさのなかに感じられる植物のこすれあう音、生きものの気配、そして風・・・。
作品から「音」が感じられ、それらを地球の呼吸音と表現したセンスがすばらしい。
寝ているのは人? カヤネズミ?
考えさせるのも、作品の力かな。(あ)

「カヤ原に 芽生えた恋で 金婚へ」
50年の幸せな結婚生活から生まれた作品ですね。なんともステキ。
思わず、出会いからのドラマストーリーを想像してしまいました。
そのドラマでは、カヤ原は背景として重要なポイント。
カヤ川柳として、うまくアピールできていると思いました。
こんなふうでありたいと憧れるカヤニストは、きっとたくさんいるでしょうね。(あ)

「カヤネズミ ふえるといいな おともだち」
作者の素直な願いが伝わってきます。
たくさんの生き物がくらす、生物多様性の豊かなカヤ原を守り、増やしていきたいですね。(は)

「秋風が ヒゲと遊ぶや カヤネズミ」
「ヒゲと遊ぶ」という表現が、とてもいいなと思いました。
秋風が吹いて、カヤネズミのヒゲがそよぐ、その一瞬を見事に捉えています。(は)

「カヤ原を のんびり眺め ホッとする」
カヤ原を眺める作者の安らいだ心情が、よく伝わってきました。
河原の土手から眺める広々としたカヤ原は、日々の忙しさの中で、
ともすればゆとりが失われてしまう心に、安らぎを与えてくれます。
生き物だけでなく、人にとってもまた、カヤ原は憩いの場所として機能していることに、
改めて気づかされました。(は)

「また行くの 呆れ家人や カヤ探し」
家族のあきれ顔、それでも「行ってきます」とリュックを背負って出て行く後ろ姿を想像し、
思わず、プッと笑ってしまいました。
カヤ好きなら誰でもわかる、ユーモアたっぷりの作品です。
でも、呆れられても行くその姿に、数を減らしているカヤネズミが、
今年も巣を作っていますようにという強い願いが感じられました。(あ)

【特別賞】
「カヤマップ 僕の心に マルをつけ」
カヤマップは「知られなければ守れない」という思いから、スタートさせました。
カヤマップの☆と○印は、カヤネズミがここにいるよ!気づいてね!という、メッセージでもあります。
その思いを受け止めていただいたこと、心から「ありがとうございます!」(は)

「目を凝らし 凝らしてもなお 茅の原」
同じ人(nabeさん)の作品なのでのけましたが、これもいい!(あ)

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最終更新日:: 2012年10月30日(火) 23:52 JST|閲覧数: 2,050

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