カヤネズミの巣/小泉川最下流域2016. 11. 15. 八木撮影 |
我家の近くを流れる桂川支流の小泉川でカヤネズミの巣を10/11~12に探し、中流域で枯れた巣1個だけ確認したことを前回のエッセイに書きましたが、「その後に巣が作られるかどうか見守る」としました。 11/13、15に再度探し、今度は桂川合流点近くでやっと1個見つけました。 巣は9月の増水で60度に傾いたままのヨシにあり、枯れてはいましたが、密でしっかりしていました。 作られてから3週以内と思います。 来年また多くの巣が作られることを願ってます。 |
散歩にはちょっと遠いですが、桂川の支流である小畑川も探しました。小畑川は、京都市西京区から向日市と長岡京市を流れています。
10/18、20と11/5、7、9、10、12の7日間に分けて調べ、約7.1km間で11個確認しました。この内新しい巣が2個、緑有が2個です。
9月の増水でヨシやオギの大部分が倒されましたが、倒れ掛かった群落に巣が作られていました。
小畑川の同じ流域を2015年10~11月に探した時は45個でしたから、やはり今年少ないのは9月増水の影響でしょう。
さらに上流域(洛西ニュータウン)ではモニ1000グループの吉野久司さんが今年8/7に新しい巣を1個見つけています。
この流域は2013年6~7月に6個見つけていますが、同年9月の台風18号(嵐山の渡月橋が濁流に洗われた時)以降は見つから
なかったので、3年ぶりに巣の復活です。
八木 義博(やぎ・よしひろ、京都府在住)