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第63弾「桂川で、カヤ原に飛び込んだ!」

  • 2019年1月10日(木) 22:56 JST
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リレーエッセイ

昨年の3月末、長年の東京生活にピリオドを打ち、京都にやってきました。そして、ついにその日は訪れたのでした。
それは、2018年4月29日日曜日。そうなのです。第1回「カヤネズミのすむカヤ原保全プロジェクト in 2018」の日なのです。
前日は興奮でほとんど眠れず、場所も行ったことのない「淀」駅。この日に先だって、4月21日に、五里五里の丘で、セイタカアワダチソウ除去の方法を多少教えていただいていたものの、まさに全くの素人の私ですが、恐れ多くも保全活動に参加させてもらったのです。研究者やカヤニストの皆さんに申し訳ないと思いつつ、桂川に飛び込む?そんな思いで突入したのでした。


作業開始前のミーティング
じりじりするような熱い日差しの中、集合時間ぎりぎりに、皆さんの集まる河川敷に辿り着く事ができました。そして、自己紹介、観察路作成の指示、抜き取りや除去する植物の説明、鋏などの道具の使い方、熱中症予防など畠さんの簡潔な指示・説明の後、いよいよカヤ原突入となりました。

そして、カヤ原とは言うものの、セイタカアワダチソウ、ノイバラ、葛などが縦横無尽に群生しているその場に立った時、唖然としたと言うのが正直な感想です。植物たちの、その勢いの凄さに、ぶるっと震えがきた感じでした。

刈り取ったノイバラをカヤ原の外に運び出す筆者
それからは、もう夢中でした。訳もわからず植生の根元を確認して、抜く、切るをひたすら続けました。そうしているうちに、鳥たちのかん高く鳴く声も聞こえているはずなのに、なぜか静かな無音の世界に入ったような気がしてきました。不思議な感覚でしたがとても気持ちよく、くさぐさのいいにおいがして、あんなに高く輝いていた太陽もどこか遠くに感じられるようでした。

こうして、どれくらいカヤ原保全に役に立ったかは全く自信が持てないのですが、皆さんに迷惑をかけながらも、無事この1日を終えることができたのでした。

活動終了後、畠さんの用意してくれた、冷たいカルピスのおいしかったこと。なんとかやりとげた思いと共に、活動に参加された皆さんの爽やかな笑顔は、こうした地道な活動の意義が、その笑顔に映し出されているのだなぁとつくづく思いました。私自身は、活動に参加できた事への感謝の気持一杯で、美しく晴れ渡った空に、大声で「ありがと~う」と叫びたい思いで、桂川を後にしたのでした。

市川澄子(京都市北区在住)

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