梅雨の晴れ間の7月2日、てんたの会で毎年行っているカヤネズミ調査(モニ1000里地調査)での出来事です。
8人で調査したにもかかわらず発見した巣はたった1ケ。
でもススキの株の中で動きまわるカヤネズミを発見、皆で見ることができました。
小さな谷戸の一角でかろうじて生命の糸をつないでいる天覧入りのカヤネズミは、昼間でも良く目にすることができます。
狭いススキ原には人が立ち入ることが多く、人馴れしていることと逃げ場がないことが幸い(カヤネズミにとっては災い)していると思われます。
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ヒロメ |
カヤネズミに出会ったのは高校生の頃でした。 WEBで見かけたカヤマップに地元の情報が無かったので探してみようと思い立ったのがきっかけです。 しかし大学は海洋系に進み、この10年近く海をフィールドに研究しています。 研究対象は海に生えている海藻。コンブやワカメと言えば馴染みがありますが、私の研究対象はヒロメというワカメの近縁種で、全国的にはまだまだ知名度は低いかと思います。 |
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カヤネズミの巣/小泉川最下流域2016. 11. 15. 八木撮影 |
我家の近くを流れる桂川支流の小泉川でカヤネズミの巣を10/11~12に探し、中流域で枯れた巣1個だけ確認したことを前回のエッセイに書きましたが、「その後に巣が作られるかどうか見守る」としました。 11/13、15に再度探し、今度は桂川合流点近くでやっと1個見つけました。 巣は9月の増水で60度に傾いたままのヨシにあり、枯れてはいましたが、密でしっかりしていました。 作られてから3週以内と思います。 来年また多くの巣が作られることを願ってます。 |
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カヤネズミの姿/金ケ原橋上流オギ群落(2016年6月30日) |
家の近くを流れる小泉川にカヤネズミが棲んでいます。 散歩したり、駅に行ったり、買い物には堤を通るのでいつもヨシやオギを見ながら歩きます。この川は天王山の北尾根から流れでる全長7kmの河川で、平地に流れ出てから4.5kmで桂川に合流します。 今年6月30日に、中流域にあるオギ群落で巣を9個確認し、日中でしたがオギの葉上を歩くカヤネズミを一匹見つけました。慌ててデジカメで写しましたが体の一部しか写っていませんでした。 カヤネズミの目撃は2年前に桂川で畠さんと調査時に出くわしているので、これで二回目でしたが胸わくわくでした。 |
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私もカヤニストの端くれとして何かカヤネズミの話題を書きたいのですが、山梨では中々カヤネズミの巣にも逢えずに一年を終えてしまいます。 でも森のそばで暮らしているので色んな動物に逢います、なかでも人間に警戒心を持ちながらもよく寄ってくるのがキツネです。 私は初対面の犬などにも懐かれるタイプなので、キツネにも懐かれるのかなとも思いつつも誰か興味本位に餌でもあげたんじゃないかとか疑いながら、追い払う様にしています。 |
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