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第70弾「あわてふためく暗い影」

  • 2022年8月12日(金) 21:40 JST
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リレーエッセイ

庭に大きなビワの木が1本あります。屋根よりも高い木が。
今年もたくさんの実がなっています。甘いので、熟すのが楽しみです。
窓から手が届く範囲は取って朝食の果物としていただきます。
それ以外はいじらないでおきます。ビワのファンは私のほかにもいるので。
タイワンリスは毎日そっと来て、味わっているようです。
しばしばカラスも訪問します。こちらはにぎやかに仲間とともに。

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第70弾「ネズミの糞、その主は」

  • 2022年6月15日(水) 11:41 JST
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リレーエッセイ
森の中にある神社の社殿内でネズミの糞がたくさんあるのを見てからずっとその姿を見たいと思っていました。

その場所にセンサーカメラを設置したのが森の生き物を撮影するきっかけでもありました。

夜間に社殿内でコウモリが飛んでいるのを見かけたことがあり、撮影もすることが出来ました。
それからネズミの糞だと思っていたのはコウモリの糞ではないか?と思い、糞尿が多くある位置の真上に向けてセンサーカメラを設置した所、コウモリが写りました。
あるデータ回収の時、清掃された後にまたフンが落ちていたのでこの時期もコウモリが来ているのかと、上を見上げたところコウモリがこちらを聴視していました。(驚)

とりあえず記録ということで手持ちのカメラで撮影します。
ムササビのように逃げる感じが無かったので三脚と別のビデオカメラを取りに戻り撮影。
コウモリはこちらを聴視していたので録画開始後、すぐに退室。
するとコウモリの自然な?姿が撮れたと思います。

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第69弾「1度に食べる数は」

  • 2022年4月26日(火) 17:07 JST
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リレーエッセイ
 目の前のアカマツの木にニホンリスが1頭やってきました。マツボックリを1個取って、食べはじめます。はたしていつまで何個続けて食べるのだろう?ノートをポケットから出して、記録します。8時開始で、1個、2個、3個、4個、5個。最初の30分間で5個たいらげました。まだまだ続きそう……。

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第68弾「踏まなくてよかった」

  • 2021年9月14日(火) 18:43 JST
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リレーエッセイ
 木の位置を記録しながら、林の中を歩いていました。足元の草むらに茶色の塊があるのに気がつきます。もうちょっとで靴の下敷きにしてしまうところでした。それほど近かったのです。よくわからないので、しゃがんで見てみると、耳があって、鼻もあって、白い斑点があって……。
バンビ!
子ジカが丸まっていたのです。死んでいるのかと思いました。でも、体は動いています。ちゃんと息をしているようでした。薄目でぼんやりこちらを見ています。鹿の子模様がきれいです。
どこからか母ジカが心配そうにこちらをうかがっているかもしれません。体当たりしてきたら、それこそ一大事です。思わずあたりを見渡してしまいました。
いる気配はありません。
驚かしてはいけないので、写真を何枚か撮って、その場を離れました。すこし遠くからでは、もうどこかさえわかりません。保護色で完全に溶けこんでいます。
知らぬ間に踏んでしまっても、おかしくなかったほどに。

佐久間 保彦(さくま・やすひこ、神奈川県在住)
補足
山梨県山中湖村の林で起きた出来事について書きました。写真もご紹介します。雰囲気を味わっていただけるとうれしいです。

 

第67弾「セトウチサンショウウオ飼育記」

  • 2020年9月18日(金) 19:00 JST
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リレーエッセイ
セトウチサンショウウオは体長約10㎝の小型サンショウウオの仲間で、以前はカスミサンショウウオと呼ばれていました。しかし2019年に発表された論文で9種に再分類され、カスミサンショウウオと呼べるのは九州(対馬、壱岐、福江島を含む)に分布するものだけになりました。当地のものはセトウチサンショウウオ(以下、セトウチ)と呼ばれます。休耕田4枚に水を張っていると、当地でもセトウチが産卵していることに気づきました。幼生は毎年4㎝くらいまでは成長しますが、その後は水が干上がって死んでしまったり、天敵に食べられたり、行方がわからなくなったりで変態まで見届けることができませんでした。それで、今年初めてセトウチを飼育することにしました。

(注)セトウチサンショウウオは岡山県の絶滅危惧Ⅰ類です。そのため、今回の採取・飼育はセトウチサンショウウオの保護の
目的で行っているものです。
 

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