モニ1000里地調査ニュースレター最新号(No.14)が公開されました。
今年7月に開催されたカヤネズミシンポジウム&企画展、カヤネズミ調査講習会(静岡・浮島ヶ原(→関連記事)、高知・横浪半島(→関連記事))、第二期とりまとめ報告書と、カヤネズミ関連のトピックスが4件掲載されています。
→モニ1000里地調査ニュースレター(No.14)(pdf)
来年1月2日から、北九州市立いのちのたび博物館で開催されるモニ1000里地調査の企画展にて、全国で行われているモニ1000里地調査の市民調査の成果がポスター展示されます。
桂川のカヤネズミ生息地の状況(調査団体:乙訓の自然を守る会・カヤネズミ研究会)や、7月のカヤネズミ企画展で展示したカヤネズミのすむ草原の現状についてのポスターも再展示されます。
日時:2015年1月2日(金・祝)~2月8日(日)
場所:北九州市立いのちのたび博物館・ギャラリー館(福岡県北九州市八幡東区東田2-4-1)
料金:無料
詳細:日本自然保護協会
関連シンポジウム「人と人がつなぐ全国調査 ~データが紐解く里やまの姿~」
日時:2015年1月18日(日)10:00〜13:00
場所:北九州市立いのちのたび博物館・ガイド館
料金:無料
申込み先:日本自然保護協会
主催:環境省自然環境局生物多様性センター、日本自然保護協会
共催:北九州市立いのちのたび博物館
カヤネズミの巣を見る度に、その巧みな技にため息が出ます。
美しさと機能性を備えた芸術品です。季節や用途に合わせて材料を選び、夏は涼しく冬は暖かく、何度でも器用にパッと作ってしまうカヤネズミ母さん。素直にすごいなーと思います。そして、振り返ってみれば、私たち人間もちょっと昔まではそんな風に萱を生活に取り入れていたんですよね。
カヤネズミは湿地のワイズユース(賢明な利用)を気付かせてくれた愛しくも尊敬すべき小さな隣人です。
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12月13日(土)・14日(日)、仙台市八木山動物園で開催される日本動物園水族館教育研究会にて、カヤネズミ展&シンポジウムについてポスター発表が行われます。
演題:動物園と自然保護団体が連携することの利点―企画展「草原の小さな住人カヤネズミ~身近な自然を見つめ、調べ、支えていく~」の実施からー
○池田正人*1、松本晶*1、後藤なな*2、畠佐代子*3
*1東京都多摩動物公園、*2(公財)日本自然保護協会、*3全国カヤネズミ・ネットワーク
10月26日(日)静岡県の麻機遊水池でカヤネズミ学習会が開催されました(主催:麻機遊水池自然再生協議会)。講師は畠さんがつとめました。 |
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10月18(日)-19日(土)、高知県にて、モニタリングサイト1000里地調査の発表会&調査講習会(カヤネズミ・チョウ)が開催されました。 発表会では、本会代表の畠さんが桂川調査サイトの事例報告と講評を行いました。また、翌日のカヤネズミ調査の講師も務めました。 |
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本会代表の畠佐代子さんが、NHK総合テレビの全国放送に生出演します。
番組名は「ゆうどき」の中の「里の小さな隣人 カヤネズミの子育て日記」
放送日時:11月7日(金)16時55分~18時 *このうち約20分
京都府の桂川と木津川でのカヤネズミの生息地保全活動や、 かわいいカヤネズミの親子の様子などがVTRで紹介され、 畠さんがスタジオでコメントします。
カヤネズミとカヤ原の魅力や保全活動について、多くの方に広く知っていただくために、カヤネズミとカヤ原にちなんだ川柳を募集します。 あなたが体験したエピソードや、ふと見つけた情景を「5・7・5」文字で表現してみませんか? 作品例:「カヤ原に しっぽまきまき カヤネズミ」 *応募作品の中から、選考の上、優秀作品を当サイトに掲載させていただきます。 *最優秀賞(1点)の受賞者には「最優秀賞作品をモチーフにしたポストカード」10枚を進呈します。 *応募締切:2014年12月21日(日) *過去の受賞作品の選考結果 第1回 第2回 第3回 *選考委員:あんずゆき、畠佐代子、全国カヤネズミ・ネットワーク *イラスト制作:いぬいさえこ |
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2014年10月8日付の日本海新聞に、第5回カヤネット研修会の記事が掲載されました(「生息環境守りたい 希少カヤネズミ 大山で観察、勉強会」)。 |
2014年10月1日付の朝日新聞鳥取版に、第5回カヤネット研修会の記事が掲載されました(「日本最小ネズミ、共存を考えよう 大山町で研修会」)。
研修会の概要と、参加者の方のコメント(「身近なところにいることがわかり、上手に付き合っていきたい」)や、本会代表の畠さんのコメント(「鳥取には居心地のよい場所が残っている。理解を深めて大切にして欲しい」)などが紹介されています。
広大なヨシ原が広がる淀川の鵜殿で、カヤネズミの巣の観察会が開催されます。ヨシやオギの美しい穂並みを眺めつつ、カヤネズミの生態や人のくらしとの関わりを楽しく学んででみませんか? |
今回の大山町での研修会の開催にご協力いただいた、地元カヤネット会員の牧慶子さんのインタビューが、中海テレビのニュース番組で放送されます。
放送日時:10月3日(金)18時より 30分間のニュース番組にて
中海テレビニュース コムコムスタジオ
(放送エリア:鳥取県米子市、境港市、日吉津村、日南町、伯耆町、南部町、大山町)
9/27(土)、鳥取県大山町で、第5回カヤネット研修会(「カヤネズミって知ってる?」)を開催しました。
今回の研修会は、大山町教育委員会の後援を受けました。
山陰地方では初めての研修会でしたが、小学生から年配の方まで15名の参加がありました。
また、地元テレビ2局と新聞2紙が取材に来られ、今後、カヤネズミや保全活動についての理解の輪が広がることを期待しています。
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カヤネズミ企画展&シンポジウムのポスターのイラストが、かわいいポストカードになりました。オギとエノコログサで作られた球巣からひょっこり顔を出したカヤネズミが、いきいきと表現されています。 |
本会会員の児童文学作家、あんずゆきさんの著書が出版されました。 『ツリークライミングはぼくの夢 ジョン・ギャスライト~木のぼりにかけた人生~』 |
この度、カヤネズミ展及びシンポジウムが多摩動物公園で開催されることになりましたが、そこに実はちょっと期待を持ってもいいのかな、と私は思っています。 |
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2014年6月27日付の読売新聞東京多摩版に企画展「草原の小さな住人カヤネズミ―身近な自然を見つめ、調べ、支えてゆく―」の記事(「カヤネズミで環境考える 来月企画展」)が掲載されました。
本会会員の辻淑子さん(川原で遊ぼう会代表)のコメントも掲載されています。
シンポジウムの案内もあわせて掲載されました。
私は滋賀県に引っ越してきて3年目になります。滋賀県は、昔からの風習(祭りや神事など)が現在も残っているとても興味深い県です。食べ物も暮らしも歴史も独特のものがあり、生き物では琵琶湖固有種の魚類や貝類、水草、プランクトン…多様な生物を見ることができます。
滋賀県でのカヤネズミ探しは、琵琶湖博物館の前の空き地から始まりました。道路に四方を囲まれた空地にオギとヨシが混生しています。「こんなところにはさすがにいないだろうな…」と思いましたが、なんとなく気になったので入ってみるとチガヤの巣を見つけました。久しぶりにカヤセンサーが反応したのを覚えています。
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6月14日(土)、静岡県富士市の浮島ヶ原で、モニタリングサイト1000里地調査のカヤネズミ調査講習会が開催されました。 |
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企画展「草原の小さな住人 カヤネズミ-身近な自然を見つめ、調べ、支えてゆく-」 |
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カヤネズミの生息環境が全国的に危機的な状況におかれている現状を、多くの方に知っていただき、今後の保全のあり方について考える機会として、シンポジウムを開催します。
日時:2014年7月19日(土) 13時~16時30分
場所:多摩動物公園
主催:(公財)日本自然保護協会
共催:全国カヤネズミ・ネットワーク、(公財)東京動物園協会 多摩動物公園
*プログラムの詳細は、決まり次第掲載します。
参考:5年間の全国里やまモニタリング調査から見えてきたこと(モニタリングサイト1000里地調査結果)
「京都市生物多様性プラン~生きもの・文化豊かな京都を未来へ~」が公開されました。 京都市の生物多様性に関わる現状と課題や、プランが目指す生物多様性保全の方向性がまとめられています。 また、「資料編」では、京都市に生息する動植物のデータや、生物多様性に関する市民や企業へのアンケート調査などのほか、京都市内で活動する市民団体が紹介されており、本会も掲載されました。 京都市生物多様性プランの全文は、こちらからダウンロードできます。 |
受講生募集!「草地生態系保全講座」(全5回) ~草地の現状を知り、保全の方策を考えてみませんか~ (第1回)5月17日(土)ヨシ原は楽しい散策道~淀川水系最大の草地・鵜殿を楽しむ~ (第2回)6月7日(土)草地の悩みもいっぱいあります~南河内の知られざる河川敷草地~ (第3回)7月5日(土)こんなところにもあった草地!~木津川の堤防草地~ (第4回)9月20日(土)湿地に触れてみよう!~惣ヶ池湿地を見る~ (第5回)10月4日(土)田園の畦は大阪最大の草地?~秋の草花を楽しむ~ *講義にくわえて、野外での実習も行います。 *講座時間は9:30~16:00(予定)頃まで。現地解散です。 講師:畠佐代子(公益社団法人大阪自然環境保全協会理事/全国カヤネズミ・ネットワーク代表) 受講料:1回1,500円/5回通し5,500円 定員:25名(各回・先着順) 主催:公益社団法人大阪自然環境保全協会 草地生態系研究会 協力:全国カヤネズミ・ネットワーク →募集要項(pdf) |
環境省より2014年3月に発行された「生物多様性地域戦略策定の手引き」(改定版)において、「生態系ネットワークと官民の連携」の事例として、桂川と平井川のカヤネズミの生息地保全の事例が掲載されました(「第1章生物多様性地域戦略とは(p9)」)。 また、資料の提供に協力しました。 今後、この資料が各自治体の地域戦略の策定に参考にされ、カヤネズミを初めとする、身近な環境に生息する生き物の保全が、市民と行政の連携のもと、さらに進むことを願っています。 冊子は環境省生物多様性センターのウェブサイトからダウンロードできます。 |
2014年3月30日付のしんぶん赤旗の読書欄「本と人と」のコーナーで、本会代表畠佐代子さんの著書『カヤネズミの本-カヤネズミ博士のフィールドワーク報告』(世界思想社)が紹介されました。 本の内容紹介にくわえて、畠さんのカヤネズミへの思いなどのコメントも掲載されています。 |
鳥取県大山町にお住まいのカヤネット会員、牧慶子さんからお便りが届きました。
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1ヶ月前、図書館長さんが私の家に来られて、
「近くの保育所へ絵本の読み聞かせに行っていまして、この間は、『ねずみの嫁入り』を読んできました。
その時にカヤネズミの巣と本を持って行って子ども達に見せ、カヤネズミって言うねずみが居るんだよ、
日本で一番小さいネズミで、こんな丸い巣を造ってくらしているのよ、など、いろいろと話をしました。
そしたら、その後日、子供たちが公園に遠足に行ったんです。
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3月2日に京都産業会館で開かれた、京都自然教室のスタッフ写真展&講演会には思いの外(参加者0を覚悟していたのですが…)多くの方が来場されまし た。
それぞれ思いの写真に見入って頂いたり、東アフリカと英国ウェールズでの体験講演会は笑いの中で無事終了!
カヤネズミの写真を飾った私のところで は、これが一番の好評でした。
ありがとうございました。
渡邉 健也(京都自然教室)
3月5日(水)世田谷区三軒茶屋のカフェオハナにて、「『カヤネズミの本』出版記念イベント~カヤネズミから見る草地保全の大切さと私たちの環境」(主催:にっしぃ劇場)が開催されました。
カヤネズミの興味深い生態や、フィールドワークの苦労話、草地を守ることの大切さなどが、とっておきの映像とともに紹介され、参加者のみなさんは興味津々の様子でした。
温かで、和気藹々とした会になりました。
大山町の3ヶ所の中学校と、町立図書館で「カヤネズミの本」を置いていただけることになりました。
2年前に休耕田で刈り取られていた球巣を大事に家に置いていたので、それと本を持って出かけました。
みなさん、「ネズミはみんな害虫と思っていた」ということでした。
無理もありません、私だってカヤネズミネットワークや畠さんに出会うまでは同じでした。
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福井県自然観察指導員の会の「自然への誘い展」(会場:福井県立図書館)にて、本会会員の上野山雅子さんがパネル出展されました(タイトル「カヤネズミって知ってる?」)。
カヤネズミの巣と、実物大のカヤぐるみも展示されました。
ご年配の方の中には、「田んぼの稲刈りの時に見た」という方もおられたそうですが、ほとんどの方は、カヤネズミのことを全く知らなかったそうです。
展示をきっかけに、地元のみなさんに、カヤネズミのことや生息地の保全についての理解が進むといいですね。
本会代表畠佐代子さんの『カヤネズミの本』出版を記念して、東京で映像&トークライブイベントが開催されます。
日時:3月5日(水)19:30~21:30(開場19:00)
場所:三軒茶屋・ふろむあーすカフェオハナ(東京都世田谷区三軒茶屋1-32-6 豊栄ビル1F)
内容:カヤネズミの紹介(カヤネズミの映像の上映)
畠佐代子さん(全国カヤネズミ・ネットワーク代表/『カヤネズミの本』著者)トーク
定員:20名(申込先着順)*2/24現在残席数6席です。
参加費:500円(予定)+ワン・オーダー
※『カヤネズミの本』をご持参頂いた方には畠さんにサインをして頂きます。
※当日は会場でも『カヤネズミの本』を販売致します。
主催:にっしぃ劇場
お申込・お問合せ:こくちーず『カヤネズミの本』出版記念イベント
日時:2014年3月22日(土)13:00~ 会場:ムーレック(京都市北区等持院南町12-3) 第1部13:00~ カヤネズミ博士に聞くでチュ。 映像(17分)とお話で知る”かわいい”だけじゃないカヤネズミの生態 【お話】畠佐代子さん(全国カヤネズミ・ネットワーク代表/『カヤネズミの本』著者) 定員25名、参加費1000円(*500円分が全国カヤネズミ・ネットワークの活動に寄付されます) 第2部15:00~ カヤネズミってこんな小さいんでチュ。 フェルトで作る実物大のカヤネズミ 【講師】河野久美子さん(ジャーナリスト/ビデオ「ど~も、カヤネズミでちゅ」制作者) 定員10名、参加費700円(*前半後半を通してご参加の方は500円) 企画・主催:リバーフィールド 共催:全国カヤネズミ・ネットワーク 詳細→ムーレック チラシはこちら |
→カヤネット会員の本 |
本会代表、畠佐代子さんの著書が出版されました。 カヤネズミの興味深い生態、茅場や稲作との関わり、そして全国カヤマップから始まる保護活動の道のりについて、わかりやすくまとめられています。 愛らしく、けなげなカヤネズミたちのカラー写真が満載です! 『カヤネズミの本-カヤネズミ博士のフィールドワーク報告』 世界思想社 2014年 <内容> はじめに-この本を手にとって下さったあなたへ 第1章 カヤネズミって知ってる? 第2章 フィールドワークから見るカヤネズミのくらし 第3章 カヤネズミと人のくらしとの関わり 第4章 カヤネズミを取り巻く現状と保護活動 あとがき/主要参考文献/写真・図表一覧 |
私は毎日のように峠道を車で通勤しているため、普通に通勤している方より多くの動物を見ていると思います。
車の前を鼠から大型哺乳類まで様々な動物が横切って行くのを観ました。
それだけに道路上では亡骸もよく観ます。やはり多いのはタヌキやアナグマなどのイタチ類のように感じます。
車の前に飛び出してきた時の様子はタヌキは立ちすくみ、イタチ類はパニックになって右往左往することが多かったです。
タヌキは外傷が無いように見えるのですが多くは後頭部を強打しているようです。
以前バスで通勤していた時のこと、バスを降りて帰り道を家に向かって歩いていると住宅街の細い道の真ん中に丸々と太ったタヌキが横たわっていました。「あっ、タヌキが撥ねられてる」と何気なく見ていると少し離れた塀の陰から小さな瞳が3つ・・・子ダヌキが3匹、綺麗に並んで母親であろう動かぬタヌキを見つめていました。
・・・何とも印象的な光景でした。
もしタヌキと言葉が通じるとしたら何と声を掛けてあげたらいいでしょう?私には言葉が見つかりません。
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公益財団法人日本自然保護協会の会報「自然保護」2014年1・2月号の特集記事「くらしの中にある自然保護」で、身近な生き物の目撃情報を募集している団体の例として、本会のWEBサイトをご紹介いただきました。 |