本会会員の辻淑子さんの絵本『季節はめぐる-3.11後を生きる里山の<いのち>たちへ』が出版されました。 「戦争と性」編集室 2012年 600円+税 |
「季節はめぐる」出版記念会
日時:2012年2月12日(日)14:30~16:30
場所:あきる野ルピア
参加費:1000円(本代・お茶菓子代込み)
申し込み:「戦争と性」編集室
2月18日開催のシンポジウム「草地生態系の保全」において、本会代表の畠佐代子氏が講演します(講演タイトル:「カヤネズミからみた草地の生態系」)。 日時:2012年2月18日(土)13:30~16:30 |
12月5日(月)KBS京都「笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ」に本会会員の竹内碩さん(乙訓桂川愛護会、桂川流域クリーンネットワーク)が出演されます。出演コーナーは「囃しの朝ごはん」(午前7時15分から約12~3分間)。電話出演で団体の活動についてお話される予定です。
→KBS京都ラジオ受信エリア
11月24日、農水省のサイトに掲載されている鳥インフルエンザ(以下「鳥フル」)啓発ポスター(http://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/tori/pdf/aiboueki.pdf)に、カヤネズミの写真が使わ
れていることを、情報提供を受けて確認しました。当該ポスターの右上、「飼育舎への野生動
物の侵入を防ぎましょう」という文言と一緒に、カヤネズミの写真が掲載されています。
飼育舎へ侵入するネズミとしては、ドブネズミ、クマネズミ、ハツカネズミが考えられます。
しかし、カヤネズミはこれらのネズミとは生態が大きく異なり、生息域や行動が違うため、
飼育舎への侵入は考えられません。したがって、カヤネズミの写真は不適切です。
同日、ポスター発行元の全国家畜畜産物衛生指導協会(現:中央畜産会)に、カヤネズミの
写真が掲載された経緯について確認したところ、「写真のネズミがカヤネズミだと気づかない
まま、配布してしまった」そうです。また、「写真はあくまでイメージです」とのことでした。
本種は23都府県のRDBで希少種以上に指定され、保護の対象となっています。
もし周辺の休耕田などにカヤネズミがいても、どうか駆除されることの無いようにお願いします。
なお、ポスターの問題点を本会HP上で指摘することは、中央畜産会に了解を得ています。
2011年11月26日
全国カヤネズミ・ネットワーク 代表 畠 佐代子
(社)大阪自然環境保全協会の会報誌「都市と自然」第36巻8号(通巻428号)に、本会代表畠氏の執筆記事(新・よもやま図鑑63 カヤネズミ Micromys mitutus)が掲載されました。
カヤネズミの生態と行動について、調査時のトピックを交えてコンパクトにまとめられています。
「都市と自然」の詳細はこちら