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本会代表畠佐代子著『すぐそこに、カヤネズミ 身近にくらす野生動物を守る方法』(くもん出版 2015年)が、第63回産経新聞児童出版文化賞の産経新聞社賞を受賞しました。


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「全国カヤマップ2002特別版~カヤ原保全への提言~」
調査や保護に役立つ基本的な情報を収録。カヤネズミの実物大イラスト付
「全国カヤマップ2005特別版~カヤ原保全への提言Part2~」
調査・保護活動をさらに進めるための応用編

「カヤネズミとカヤ原にちなんだ川柳」最優秀作品ポストカード(全5種)
オリジナル・ポストカード「草地のいきもの」他全7種
「ねずみのくらし」企画展共催記念ポストカードセット
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 第7回「カヤネズミとカヤ原にちなんだ川柳」最優秀作品クリアファイル

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寄付金付きカヤネズミ・ストラップ
(カラー7色、ノーマル2色)
寄付金付きミニカヤ・ハーベスト
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第73弾「研修会(神奈川)初参加の感想」

リレーエッセイ 2024年9月15、16日と二日間、神奈川で開催された研修会に参加しました。ご同行の皆さま、改めてありがとうございました。
カヤネットの幽霊メール会員として2年ほど潜伏いたしまして、実際の活動に参加するのは初めてでした。
棚田や河川敷で本物のカヤネズミの巣を見ることができ、記録方法を教わり、水族館で生きているカヤネズミも拝むことができ、感慨深いです。
注意を受けていたにも関わらず人生初ヒルの洗礼も受け、ご心配をおかけしましたが、応急処置のお陰で無事です。今後は救急セットを携帯します!
遡れば植物好きな祖父母に伴われて歩く道すがら、野の花、樹木の名前を教わったお陰で植物への関心が芽生え、同じ祖母から贈られた青い鳥文庫の「クレヨン王国」シリーズ(福永令三・著)のお陰で生き物全般と人との共生、共存の視点が育まれたかもしれない、ことを思い出す機会ともなりました。
2000年に亡くなった核科学者・高木仁三郎さんの遺言で発足したNPOに仕事で関わり、2012年からは事務局バイトもしています。仕事柄、毎年幅広い分野の市民科学の調査研究報告を聞いたり読んだりしてきましたが、調査する側の立場でフィールドを歩くのは初めてです。市民科学に携わる皆さんが(深刻な課題に取り組みつつも)目をキラキラさせて報告する理由がちょっとわかった気がしました。
これまで楽器の練習や野草摘みに河川敷へ出かけることはありましたが、今回調査したような丈高い藪を見ても、そこへ入っていくという発想はなく、この先はどうなっているのかなと不思議に思っていました。
今後は「やぶこぎ」の絵本も読みましたので、カヤネズミの暮らしを邪魔しない範囲で、河原の豊かな世界を楽しみたいと思います。

山本 恭子(やまもと・きょうこ、東京都在住)

第72弾「秋の桂川観察会」

リレーエッセイ コロナが落ち着き、自身の初の観察会でした。
お天気にも恵まれ、いざオギの中へ。
畠先生や周りの方々に案内していただき、点々とあるカヤネズミ達の巣を観察する事ができました。
姿は見えずとも、巣をあむ姿や草を噛む姿を想像し、とても愛らしく思いました。
落ちている巣を回収し中身を見てみると、ぎっしり詰まった細かい草やふわふわオギの穂が沢山でてきました。
動物園で飼育担当している際にも、細かく齧られた床材を寝床にしたり、球状巣を作っていました。
本能とは凄いもので、教えられてないにも関わらず野生でも飼育下でも環境があれば同じ行動が現れるんです。
そんなカヤネズミの本能に素晴らしいなあ、と感動しておりました。
住処が刈り取られてしまうという悲しい出来事もありましたが、大きな巣や最近作ったと思われる巣など観察する事ができ生命力を感じました。
今後もカヤネズミ達が健やかに暮らせるような環境作りの貢献に努めたいです。

永田 結香(ながた・ゆうか、千葉県在住)

2023年度「カヤネズミを守ろう!」 (第1回・第2回)

  • 2023年4月16日(日) 22:27 JST
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おしらせ

城陽五里五里の丘 生きもの塾「カヤネズミを守ろう」
カヤネズミが安心して子育てできる環境をごりごりの丘にみんなでつくろう

園内には日本一ちいさなネズミ「カヤネズミ」が子育てをしています。
調査やすみかのオギ原保護などをおこないます。

第1回・第2回「カヤネズミが巣づくりしやすい環境(カヤ原)づくり」
第1回:2023年4月22日(土)13時30分~16時*雨天翌日
第2回:2023年6月10日(土)13時30分~16時*雨天翌日
(場所)城陽五里五里の丘(京都府城陽市富野北角14-8)
(内容)オギ原の観察と外来種の選択除草など
(予約)要予約(定員40名程度)
(参加費)無料
(対象)自然保護に関心のある一般の方(子ども~大人、小学生以下は保護者同伴)
(持ち物)動きやすい服装、動きやすい靴、軍手、帽子、飲み物、タオル
(指導)畠 佐代子(全国カヤネズミネットワーク代表)
(申込・問合せ)城陽五里五里の丘(電話:0774-66-6022)

第71弾「あわてふためく暗い影」

  • 2022年8月12日(金) 21:40 JST
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リレーエッセイ

庭に大きなビワの木が1本あります。屋根よりも高い木が。
今年もたくさんの実がなっています。甘いので、熟すのが楽しみです。
窓から手が届く範囲は取って朝食の果物としていただきます。
それ以外はいじらないでおきます。ビワのファンは私のほかにもいるので。
タイワンリスは毎日そっと来て、味わっているようです。
しばしばカラスも訪問します。こちらはにぎやかに仲間とともに。

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第70弾「ネズミの糞、その主は」

  • 2022年6月15日(水) 11:41 JST
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リレーエッセイ
森の中にある神社の社殿内でネズミの糞がたくさんあるのを見てからずっとその姿を見たいと思っていました。

その場所にセンサーカメラを設置したのが森の生き物を撮影するきっかけでもありました。

夜間に社殿内でコウモリが飛んでいるのを見かけたことがあり、撮影もすることが出来ました。
それからネズミの糞だと思っていたのはコウモリの糞ではないか?と思い、糞尿が多くある位置の真上に向けてセンサーカメラを設置した所、コウモリが写りました。
あるデータ回収の時、清掃された後にまたフンが落ちていたのでこの時期もコウモリが来ているのかと、上を見上げたところコウモリがこちらを聴視していました。(驚)

とりあえず記録ということで手持ちのカメラで撮影します。
ムササビのように逃げる感じが無かったので三脚と別のビデオカメラを取りに戻り撮影。
コウモリはこちらを聴視していたので録画開始後、すぐに退室。
するとコウモリの自然な?姿が撮れたと思います。

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