それは、全くの当て外れでした。
私の所属する、京都自然教室の第329回自然観察会は、『河原の生き物を観察しよう!』と題して、9月29日に京都市隣の亀岡市の保津川河原で行う計画でした。
ちょうどこの保津川河原は、ここから始まる京都・嵐山までの保津川下りの乗船場所。
川下りの人々に手を振りながら、広い河原で網を持った子供達が虫捕りに走り回り、土手のアライグマやヌートリアの巣穴観察をする予定だったのです。
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9月21日(土)、神奈川県相模原市にて、モニタリングサイト1000里地調査のカヤネズミ調査講習会が開催されました。
本会会員のあざおね社中のみなさんを含む、約40名の参加がありました。
講師は本会代表の畠さんが務めました。
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カヤネズミとカヤ原の魅力や保全活動について、多くの方に広く知っていただくために、
カヤネズミとカヤ原にちなんだ川柳を募集します。
あなたが体験したエピソードや、ふと見つけた情景を「5・7・5」文字で表現してみませんか?
作品例:「カヤ原に しっぽまきまき カヤネズミ」
*応募作品の中から、選考の上、優秀作品を当サイトに掲載させていただきます。
*最優秀賞(1点)の受賞者には「最優秀賞作品をモチーフにしたポストカード」10枚を進呈します。
*応募締切:10月31日(木)
*過去の受賞作品の選考結果:第1回 第2回
*選考委員:あんずゆき、畠佐代子、全国カヤネズミ・ネットワーク
*イラスト制作:いぬいさえこ
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図1右上の丸い白い建物が佐賀県立宇宙科学館、そこから歩いて15分ほどの所に、私が調査しているカヤネズミたちの営巣地があります。両側を照葉樹(自然林)・人工林混在の山に囲まれた谷間に広がる、猫の額ほどのせまい耕作放棄地です。
稜線を超えると、山の南側には採石場が大きく広がっています。昼間に調査していると、発破で山が崩される地震のような揺れや、石を運ぶベルトコンベアやショベルカー・トラックの音が、山の反対側の耕作放棄地にもけっこう大きく伝わってきます。
図1. GoogleEarthで見るカヤネズミ調査区
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以下の調査研究報告が佐賀県立宇宙科学館調査研究書に掲載されました。
著者は本会会員の大宅利之さん(佐賀県立宇宙科学館)です。
2011年4月~2013年3月の調査で得られた巣のデータをもとに、宇宙科学館周辺の耕作放棄地および里草地の環境保全(定期的な草刈りによる管理)について考察されています。
大宅利之. 2013. 佐賀県立宇宙科学館周辺の耕作放棄地におけるカヤネズミ(ネズミ目ネズミ科)の棲息状況(第3報)生息地保全について. 佐賀県立宇宙科学館調査報告書第6号pp5-12.